いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

映画 『連合艦隊』

2017年05月28日 18時11分41秒 | 日記
連合艦隊(劇場公開版) [東宝DVD名作セレクション]
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東宝


正直なところあまり期待していなかったのですが、結構よかったです。ちなみに1981年の映画です。
真珠湾攻撃のちょっと前から始まって(真珠湾攻撃のシーンは『トラ・トラ・トラ!』の映像をそのまま使っていて一体何考えてたんだ当時の東宝……)、大和が沈むところまでです。
大和はまぁわかるんですが、レイテ沖海戦で空母瑞鶴がかなりピックアップされていたのが印象深かったです。飛行長は平田昭彦(1984年没)ですしね。

基本的には家族とか恋人とかのお涙頂戴ものでもあるので、『シン・ゴジラ』で庵野監督はこういうものを求められて拒絶したのかなと考えると、なかなか微妙な気分になれます。

大和の沈没シーンは記憶に残ると言うかトラウマになる人もいるかも知れませんが、おそらくあんな感じだったのでしょう。
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映画 『トラ・トラ・トラ』

2017年05月28日 17時56分08秒 | 日記
トラ・トラ・トラ!(ニュー・デジタル・リマスター版) [Blu-ray]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


1970年の映画で、実物大長門のセット作っちゃった(・ω<)というのは知っていたのでこれを機会に観てみたのですが、いやあ、なかなかすごかったです。
タイトルのとおり真珠湾攻撃の前後のみなのですが、それで149分とか……。
本物の真珠湾でゼロ戦っぽいものを飛ばして戦艦を攻撃しまくるという大胆不敵で、スケールの大きさにただひたすら驚きました。そして大赤字という……。
おまけも豊富で、メイキングも90分くらいあってかなり楽しめましたし、日米の専門家が真珠湾攻撃に関して解説している映像も入っており、わりと新しめの解釈かなと思ったら2001年とか、これで1000円切っているなら購入しない理由がちょっと思いつきません。

まぁ確かに1970年といえばベトナム戦争がかなり泥沼化していた頃と記憶しているので、映画であっても米軍がボコボコにされるものは観たくなかったという心情は理解できる気がします。
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映画 『ハワイ・マレー沖海戦』

2017年05月28日 17時26分21秒 | 日記
ハワイ・マレー沖海戦 [東宝DVD名作セレクション]
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東宝


ずっと観たかった戦意高揚映画です。すなわち戦時中に製作・上映された映画ということですね。
真珠湾攻撃(ハワイ沖海戦)が1941(昭和16)年、この映画が上映されたのは1942年です。Sir Paul McCartneyの生まれた年ですね!

映画としては正直なところ退屈ですが、なにせどれもこれも貴重な映像のオンパレードですし(予科練ではマジで釣床で寝てたんですか?)、特技監督は円谷英二ですし、最大のチートとしてところどころで実戦の映像が使われているのですよね!
海軍省が非協力的で正規空母の取材や撮影が許されなかったというのは非常に惜しいです。映像が残っていると良かったですよね……。
逆に陸軍省は協力的だったらしいので、そっちの映画も観てみたいですが。

ラストは軍艦マーチで終わるのですが(大本営発表では、海軍の戦果が発表される場合はこの曲が使われていたとのことなのでこれ以上にない選曲なのですが、今となってはそんなこと知っている人のほうが少ないという……)、何故か陸奥と長門が主砲を発射するシーンがあったりして、これも見どころではないかと思います。開戦劈頭では2艦ともこれらの海戦には参加していない(岩国にいた)ので、理由がよくわかりません。

映像特典して、円谷英二特技監督の遺作が収録されています。大阪万博のイベント用だったらしく単体で観る分には何ら意味があるものではありませんが、特撮技術の凄さはよくわかりました。
コメント (2)
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映画 『日本海大海戦』

2017年05月28日 17時11分49秒 | 日記
日本海大海戦 [東宝DVD名作セレクション]
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東宝


昨日は5月27日、海軍記念日だったのでずっと映画を観ていました。
この日は1905年5月27日に日露戦争で大日本帝国海軍連合艦隊がバルチック艦隊を破った日に由来するので、まさに当日観るのがピッタリの映画です。
購入は去年11月3日で、観るのは2回目です。前回はオリジナルモノラル音声で観たので、今回は5.1chミックスで。1969年の作品の音声を2001年にリミックスできるって一体どういうことなんでしょうね。物持ち良すぎでは。
タイトルのとおり日露戦争もので、主人公は三船敏郎演じる東郷平八郎、人気の広瀬中佐は若き日の加山雄三が演じています。
浅学非才の身なので、なぜ広瀬中佐にあんなに人気があったのかよくわかりません。今は亡き万世橋駅のところに像があったくらいですからねぇ。

見どころはなんと行っても特撮シーンで、円谷英二特技監督の映画での遺作になっています(1970年没)。
私が知る限りでも概ね史実に沿っているので、日露戦争に興味があるなら観てみてもいいのではないでしょうか。

ラストは戦争に勝ったバンザーイという感じで終わっているわけではなく、東郷平八郎の謙虚なところが強調されて終わっていますが、晩年はいろいろと要らんことを言っていることを考えると、なんだかなぁという感じです。
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