いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Ubuntu Weekly Recipe 第197回 Ubuntu 11.10でGNOME Shellを使用する

2011年11月09日 22時01分51秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第197回 Ubuntu 11.10でGNOME Shellを使用する

久しぶりに担当しました。
最近はすっかりGNOME Shell萌えで、ちょっとでも良さを分かち合えたらなぁと思って書きました。
今回はちょっと駆け足でしたが、またどこかでじっくりGNOME Shellの解説ができたらなぁと思います。

うちのレツノトもSSDに替えてからUbuntu 11.10になったので、GNOME Shellを使っています。
トレイアイコンが右上に出てくれるので実用的になりました。シャットダウンする時にAltキーを押すのは気にならないんですけどね。
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IPAdicがDFSG freeに

2011年11月09日 21時52分34秒 | Debian
[debian-devel:18112] ipadic がmainに受け付けられています

今までnon-freeとして扱われてきたIPAdicがDFSG freeになったそうです。
ようはDebian的にフリーと解釈されるようになったと言うことですね。
IPAdicは単独のパッケージとして存在するほかMozcの辞書としても利用されているので、これでMozcがmain入りすればUbuntuではuniverseに入り、MIR(Main Inclusion Request)が通ればmainになってデフォルトの変換エンジンになるかも知れません。
ただ、依存するパッケージもすべてmainになくてはならず、tegaki-zinnia-japaneseがでかいので若干微妙かなと思ったりしています。
まぁpoppler-dataが入ったんで大丈夫だとは思うのですが。
Mozcがデフォルトの変換エンジンになるときっとハッピーな人が増えますよねぇ。
長年言われ続けてきた変換エンジン、フォント、プリンタの問題がついに解決される時かも知れません(ただしキヤノンのプリンターを使っている人を除く)。
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ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)

2011年11月08日 22時56分51秒 | 小説
ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫)
クリエーター情報なし
エンターブレイン


文句なく面白かったです。
どんなに困難なことが立ちはだかったとしても全員の力で乗り切って一緒にいたいと思う関係はすごく素敵だと思います。
アニメ化もされることですし未読の方は読みましょうよ。
白身魚さんのイラストも毎度のごとく素晴らしかったです。あとがきのあとの「うりっ」が特に最高ですね。
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Kubuntu 11.10でkimpanelが動作しない理由がわかった

2011年11月05日 17時42分01秒 | Ubuntu
Plasmaウィジェットに[入力方式パネル]というのがありますが、これがKubuntu 11.10では正しく動作しません。その前はどうなのかわかりません。
[KDEシステム設定]-[ロケール]-[システム言語]-[システム言語の設定]に[キーボード入力に使うIM](変な日本語)で[ibus-kde]を選択すれば動作するはずですが、半角/全角キーを押してもどうにもなりません。

んで、/etc/X11/xinit/xinput.d/ibus-kdeを見てみたらこんな感じです。

XIM=ibus
XIM_PROGRAM=/usr/bin/ibus-daemon
XIM_ARGS=" --panel=/usr/lib/ibus/ibus-ui-kde"
if [ -e /usr/lib/gtk-2.0/*/immodules/im-ibus.so ]; then
GTK_IM_MODULE=ibus
else
GTK_IM_MODULE=xim
fi

if [ -e /usr/lib/qt4/plugins/inputmethods/libqtim-ibus.so ]; then
QT_IM_MODULE=ibus
else
QT_IM_MODULE=xim
fi
DEPENDS="ibus, ibus-gtk, ibus-qt4, plasma-widget-kimpanel-backend-ibus"
# vim:ft=sh:

これじゃ起動するはずがない!
まずはXIM_ARGSに"--xim"がないので、XIMデーモンとして動作しません。
んで、
if [ -e /usr/lib/qt4/plugins/inputmethods/libqtim-ibus.so ]; then
libqtim-ibus.soは11.10ではmultiarch対応のせいで/usr/lib/x86_64-linux-gnu/qt4/plugins/inputmethods/libqtim-ibus.soにあるので(AMD64の場合)かならず敗北してQT_IM_MODULEがximになります。
XIMデーモンとしては動作していないので、オンにならないということになります。

だめじゃん!

ただ、これを修正しても有効にはなるものの候補ウィンドウとかは出てきません。
んで、
/etc/X11/Xsession.d/80im-switch

/etc/X11/Xsession.d/90im-switch
にしてやったらいちおう意図したとおりに動作するようにはなりました。
ただ、kimpanelは候補ウィンドウを縦にすることができないみたいです。他にもいくつかバグというかたぶん未実装のところがあってとても使いにくいです。

さらにibus-anthy以外のIMモジュール(ibus-mozcとかibus-skkとか)をインストールしてibus-setupを起動してもibus-mozcやibus-skkを追加することができません。
これはIBusのバグっぽいですがよくわかりません。。
gconf-editorで無理矢理追加して動作させたのがこれです。

どうもKubuntuのIBus動作に関してはやる気がある人が0のようで、これを何とかしない限りどうにもなりませんね。
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VirutalBox 4.1.4にFedora 16をインストールしてもGNOME Shellが起動しない場合の対処方法

2011年11月04日 11時47分59秒 | GNU/Linux
Fedora 16のリリースが近づいてきました。
VirtualBox 4.1.4のゲストOSとしてFedora 16をインストールしてもGNOME Shellが起動しない! という絶叫を聞いたので、実際に検証してみました。
VirtualBox的には4.1.4でFedora 16対応は完了しています。4.1.2以前ではダメです。Xのバージョンが新しいのが原因のようです。

実際にyumでgccとkernel-develをインストールしてGuest Additionsをインストールしても確かにGNOME Shellは有効になりません。
GNOME Shellのエラーメッセージを見るとどうもSELinuxがらみのようで、エラーメッセージでぐぐると [SOLVED] Fedora 16 as VirtualBox guestというそのものずばりの書き込みを見つけました。
ここに書かれているとおり
$ sudo restorecon -R - v /opt
を実行して再起動するとGuest Additionsが有効になります。
なぜ/opt? と思ったら、Guest Additionsがここにインストールされるんですね。なるほど。

追記:
おうふ。
s/Guest Additionsが有効になります/GNOME Shellが起動します/
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うちのHDDの在庫状況

2011年11月03日 00時34分22秒 | PC
HDD品薄で相場パニック、価格表に「時価」まで現る 価格は2倍以上、2TBが1万3千円に…
時価って……。入手しにくい生鮮食品状態ですね。

メルコ、第2四半期の業績はほぼ横ばいで推移 ~タイ洪水によるHDD市場への影響も言及
> 今回の被害によりCFDで市場に流すバルク品の量を減らし(粗利益の薄い製品を減らす)、バッファローでNASや外付けHDDなど、付加価値の高い製品で市場に投入することで、利益を確保していきたいとした。
なるほどこれはいい手です。
逆に言えばCFDで扱ってるSeagateのドライブは極めて入手しにくいということですが。
もともとバルクHDDドライブの割り当て優先度はそんなに高くないというか最も低いものと考えられるので、真っ先に品不足になるのはさもありなんという感じです。
PCメーカーはSSDで何とかなるかも知れませんが、容量のでかいHDDが必要な外付けHDDとかBDレコーダーは大変なんだろうなぁと思います。

ちなみにうちは、おかげさまで1年はHDD買わなくても大丈夫なくらい在庫があります。
1. WD20EARX…8月13日に5496円で購入。安っ。もともとは倉庫にしているドライブがそろそろ満杯ということで購入したのですが、1台ずつちまちま買うのもアレなので2台購入したうちの1台です。
2. ST2000DL003…もともとはE-350で使うために購入したのですが、もったいないのでHDS721010DLE630と交換しました。いくらで購入したのかは忘れましたが、現在の価格の半分以下であることは間違いありません。
3. WD25EZRX…洪水後に購入。Ubuntu Magazine Japanで検証に使うと決まっていたのでもっと早く手に入れてもよかったのですが(このへんが私のセンスのなさだ! ぽんばしで買えばよかった!)、うかつでした。そのときよりは高い7480円で購入したものの、今の価格の半分くらいなので、そんなに負けてないかなーと思います。
4. Deskstar 0S03385…洪水後に購入。最初は4900円で買えてたのに、これは5280円で購入しました。380円も高いのかーと思ったものの、今考えると買っておいて正解ですね。

というわけで合計7.5TBほどありますので、HDDが一斉に壊れるとかそういう不幸がない限りは供給が安定して価格が落ち着く(でも最安値まで下がるかどうかはよくわからない)頃まではまぁ充分持ちそうです。

……って、我ながら誰特情報すぎますね……。

追記:
あらためていうまでもないと思って書きませんでしたが、Seagateの代理店はCFD以外にもあります。
コメント (2)
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The Smile Sessions / The Beach Boys

2011年11月03日 00時15分35秒 | 音楽
Smile Sessions
クリエーター情報なし
Capitol


↑はAmazonで購入したのですが、実はまだ届いていません。konozamaだぜイェイ!
今聞いているのはiTunes Storeで購入したものです。
たぶんSmile SessionsのCDだけの部分だと思いますが、これだけのボリュームでかつiTunes Plusなら5000円でもまぁいいかという感じで購入してしまいました。
2枚組のやつならAmazon MP3で購入できます(The Smile Sessions)

Smileに関してはいろんな人がいろんな思いを抱いているので私見を述べますが、私は1967年のBrianの頭の中にしか完成系がなかったと思っているので、BrianのソロもこれもSmileそのものだとは思っていません。
CD1枚分を使ってGood Vibrationsのセッションが収録されていて、ほぼHeroes and Villainsもそれに準ずるのですが、それを聞いていても元々アルバムとして完成させるのは現実味がなかったんじゃないかなぁと思いましたし、また1967年にリリースされていたら音楽史が変わるほどエポックメイキングだったんじゃないかと思います。みんなコラージュで音楽作りまくり。
Pet Soundsでは(あるいはまでは?)一発録りにこだわっていたのに、どうしてそういう発想に至ったのかは謎ですね。Philを越えたかったんでしょうか?

とはいえBrian天才すぎてヤバい。家の中に砂場を作ったり、録音したものが怖くなっていきなり封印をしたりするような人でないとこんなものは作れませんよ。
まぁ別な意味でヤバい状態が続いてそっから復帰するのに30年かかったのも無理はないかなぁと思います。

Good Vibration Boxでもそうだったのですが、"Surf's Up: Piano Demo (Master Take)"がやっぱり一番好きですねぇ。
こんなに儚く美しい曲にはもう二度と出会えないだろうと思っています。Brianももうこんな高い声は出せませんしね。
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