気まぐれ紀州犬チロ

7才になりました!

母逝く

2007-10-12 | 
しばらくブログをお休みしていたのは・・・・・
  10月4日に母が亡くなったからです 

母は多発性骨髄腫のため8月末から入院していましたが、
とうとう帰らぬ人になってしまいました。

4月末、母が自宅で療養していた時、
チャーリーが亡くなりました 
その翌日、母はとても元気になり、
一人でデパートへ行けるようになりました。
これはきっとチャーリーが母に命をくれたのだと思いました 
でもそんな元気も長続きしませんでした。


私が犬好きなのは母からのDNAです。

先代チロやチャーリーが亡くなった時は、
いっしょに悲しんでくれて香典までくれました 

高校生の時、私がクラスメートにもらった白い子犬(その子の名前もチロ)を
自分の布団に入れて寝ていた母でした 

(私はそれ以来、白い犬が大好きで、白犬の名前は全部チロにしています。)

そして入院中、母はそのチロの写真をカバンに忍ばせていました 


母との別れの時、棺にそのチロの写真を入れてあげました。
きっと母が愛した犬達が虹の橋で待ってくれていると思います 


私は母と性格が似ているせいかよく喧嘩しました。
そんな母がいなくなると喧嘩する相手もいません。




かあさん・・・・どうしたん?

何か泣き声が聞こえますけど・・・・




うるさ~い 
だれも泣いてなんかいない~ 
チロちゃんはかあさんの部屋に入らんといて

かあさん~ やっぱり泣いてるやん 

人前でグッとこらえていたのに
一人になると涙がこみ上げてくるなんて・・・ 

チロはそんな私の顔をペロペロ舐めて一生懸命慰めてくれました。
(チロちゃん、どうしてそんなに優しいの・・・)

犬が死んだら素直に泣いて、
死体にすがり付いて号泣するのに 
どうしてか母にはそうすることはできませんでした