イギリスが誇るSFコメディ

技術：横山です。

ＧＷ中に参加予定だったイベントが中止になってお金が浮いたので前から欲しいと思っていた一寸高価な物でも買おうと思い立って色々探していたら、Amazonで「宇宙船レッドドワーフ号」がDVD-BOXがそこそこの値段で売っていたので思い切って購入しました。

この作品はイギリスの国営放送BBCが1988年から1999年まで足掛け11年続いた物で1～2年置きに5～6話放送するという形式を取っていたお陰で11年で52話しか無い為結構見やすいです。
日本ではNHK総合テレビが完結に合わせて1998年から99年にかけて続けて放送（その後確か一回だけ再放送されたはず）その時に見て余りの面白さに深夜枠にも関わらずリアルタイムで見たりビデオテープに録画したりして何度も見直していましたが如何せんもはやビデオテープを見れる機器などなく再放送も絶望的な為（海外ドラマの再放送は契約期間が過ぎるともう一回権利を買わなければならないらしくよほどのメジャー作品以外は難しい）何時かはソフトを買おうと思っていたのでこの機会に買えたのは怪我の功名ともいえます。（イベント中止は悲しいが）

因みにBD－BOXも発売されているのですが、そちらに収録されているのはオリジナル版でDVD-BOXに入っているのはNHK放送版。この二つは何が違うかと言うとNHK版はオリジナルに比べて1話につき2～3分程カットされています。（理由は色々、放送基準とか尺の問題とか）で当然カットされた部分には吹替えが無いため話の途中で突然字幕に切り替わるという事になる訳でそれが嫌だったので多少画質は良くなくてもDVDの方を買いました。（因みにシャーロックホームズの冒険や名探偵ポワロ、刑事コロンボ等もBD版はオリジナル版を基準に収録されていますが、それらは日本での放送時にカットされたシーンには追加で吹替えを収録しています。もっともたいていの場合代役なのでいきなり声が変わるのですが）

兎に角日本では制作不可能と言えるような攻めたギャグが全編にわたって炸裂するナンセンスコメディで同じくイギリス制作のSFコメディ「銀河ヒッチハイクガイド」にも通じる「よくわからないことが起こるよくわからないところ」と言う宇宙の描き方はとても面白くいろんな番組が休止になっている今のうちにのんびり見ていきたいと思います。