技術:横山です。
先週の記事でも書きましたが、映画「ゴジラVSコング」が無事公開されたので観に行ってきました。
1年以上の延期の上に久しぶりのハリウッド大作映画、日本が一番遅く公開された事により各国の評価(概ね高評価)も聞こえてくるとかなりハードルが上がったうえでの公開となりましたが怪獣映画としては文句無しの大迫力な作品になっていたと思います。
この後ネタバレに配慮しないで感想を書き連ねていきますので気になる方は読まない方が良いと思います。
今回の見所の一つはゴジラとキングコングの戦いに明確な決着が着くこと。劇中では三回戦う事になるのですが、第1ラウンドはゴジラが勝利してコングの死んだふりを真に受けてそのまま退場。第2ラウンドはコング一族に伝わる伝説の武器(冗談ではなくホントにそんな感じ)を手に入れたコングの勝利と言うセリフが有るけど、その後すぐ第3ラウンドが始まるので精々ダウンを取った位ではないかとも思う。最後の第3ラウンドはゴジラが勝って死ぬ寸前の所を主人公に助けてもらっているのでトータルでゴジラの勝ちで良いんじゃないでしょうか?
但し、基本的なメインはコングの方で、話の半分位は主人公たちがコングと一緒に地球内部に有る怪獣たちの生息地を目指す話で、4分の1位が前作主人公の娘がある大企業の陰謀(対ゴジラ用の兵器としてキングギドラの死体を元にメカゴジラを制作中)を暴くための行動でこの二組を交互に描いていてゴジラはたまに出てきてコングや街を襲う位なのであんまり出番は多くありません。又、こういう複数の視点を切り替える場合最後に両者が合流して協力する見たいな流れが多いと思うのですが本作は戦いが終わってゴジラが海へ去っていくお馴染みのシーンの時に同じ場所に居る程度でなんの絡みもありません。
後、小栗旬氏のハリウッドデビュー作品としても宣伝されていますが、彼の出番はトータルで2~3分程セリフも両手で数えられるくらいと極小な為彼を目当てに見に行くのはおすすめしません、本人曰くかなりカットされたらしいですが、彼以外にもかなり人間パートがカットされたらしく前作主人公なのに娘の心配してるシーンしかない人とか出演シーン全カットになった人とか色々居るらしくディレクターズカット版などが出るなら見てみたいですね。