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「医療が病をつくる」 がん予防最前線

がんの治療法に関して、1971年に当時のニクソン大統領が「がん戦争」宣言をし、月着陸を成功し終えたアメリカの頭脳を総動員してがん死亡率を半分にすることを目標に取り組んだ過去があります。しかし、30年経た1991年のアメリカ議会報告では「ここ数十年、ほとんどのがん治療法に本質的な進歩はない」という報告がなされた。

それ以降は、「治療より予防」に考え方をシフト。禁煙運動や古くからの中国医療(漢方、鍼など)やインド伝統医療(アーユルベーダ)、ネイティブアメリカン伝統医療、食事療法(玄米、きのこ、抗酸化食品)、ハーブ療法、瞑想、イメージ療法、気功などに取り組み、ついに90年代の後半からアメリカのがん死亡率は減少に転じました。

現在の日本では相変わらず、前述のように本質的な進歩はない、といわれた「手術療法、放射線療法、化学療法」を「がん」の三大治療法として取り入れられたまま。アメリカが学んだ最先端医療の分子標的療法、免疫療法、前述の代替療法などは、まだごく一部の医療機関が取り入れてるに過ぎません。 先進国で唯一がん死亡率が下がらない日本は、どこかでボタンの掛け違いをしたまま取り残されている。

太平洋戦争中、軽くて性能の良いレーダーアンテナを開発していた日本が戦争に負けた理由の一つに、持ち運べるレーダーは作れても、アメリカのような「レーダー網」は作れなかったことが上げられる。現代においても、単体の部品や機材、自慢できる腕や技術はあっても、総合的なシステムを組み上げることは相変わらず不得手なようです。   

アンテナ = ケータイ本体 = PC本体 = 医師や病院 などの「個」は用意できても、それらを取り巻き、グローバルに連鎖する「ネットワーク」環境づくりが幼稚な点はいまも同じ。アップルのiPodがソニーのウオークマンを越えたのも、ネットワーク=ソフトウエアの差が大きかった。国や国民そのものが全体像を把握し繋げる能力に欠けているのかも知れない。

それとも、そうさせない勢力にいまの日本は操られているのか? 抗がん剤治療、がん保険、無意味な健康診断、効き目のないワクチン、デング熱やエボラ、エイズなど、すべてが点と線で繋がっているような。

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