いなカフェ・ブログ

ご飯で糖尿病に!?

ご飯1日3杯の女性、糖尿病リスク1.5倍 という記事がこちらに

最近のTPP問題にも関係するように、日本の関税に対するペナルティ(米に700%以上、小麦に200%以上の関税をかけ続けても農業の衰退は止らなかったのに。)で、毎年1000万人が1年間食べれる量のお米を輸入する日本が、TPPに参加せねばさらに1800万人分に増加する可能性があるらしい。その輸入米は安全なんでしょうか? 工業米やら国内の古々米も増え、あぶなかしい表面をできるだけ削り取り、それをさらに細かい微粉末の米粉にして利用すべく、家電メーカーも一緒になってマスコミの宣伝がひんぱんに行われています。

米粉が細かいと消化吸収しすぎる、でしょうし、今回の記事にもあるように糖尿病のリスクを高める危険さえ感じます。最先端の海外の栄養学からすると、表皮のある玄米とか小麦全粒紛、ライ麦全粒紛などを摂ることで生活習慣病を効果的に減少させるといわれ、それに反する方向に国民を先導するようにさえ感じるのは自分だけ?かな。

昭和30年前後の頃、生活が楽になり、それまでの玄米や麦ご飯から白米にする家庭が増え始めた時期ですが、近所や知り合いの子供が腎臓病になるケースが多くあったな~という記憶があります。麦とか玄米にはビタミンやミネラルの栄養素が含まれていて、食物のマイナス面と栄養価を補完してたのが、あまり吸収しやすく加工したせいで、危険を回避する何かを取り去った食品に変わっていたのかも知れませんね。

手を加えるといえば、栄養学の本に「分離した脂肪」とか「分離していない植物性脂肪」とかの表現があり、大豆油やヤシ油など分離した植物性脂肪からサラダ油や天ぷら油がつくられていますが、食用精製加工油脂(ショートニングやマーガリンの一部)等はそれに水素を添加して顔に塗るクリーム状に加工したもの。食品は手を加えれば加えるほど高い酸化性質に傾き、市場に流通させ保存性を考え、さらに表示を分かりづらく「酸化防止剤」といわない表現の添加物が加えられます。

そういった意味で、分離しただけの「バター」と、分離した食用油をさらに加工した「食用精製加工油脂(ショートニングやマーガリンの一部)」は別物だと思うのですが、いまだに健康には植物油の方がいい、と信じる消費者が日本に多いことに驚ろかされます。こうした内情を理解した上で賢い商品選びができる消費者が増えると、メーカーも安易な商品提供はしなくなると思います。

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