ブレーンストーミングとワイガヤの大きな違いは、実施前に各メンバーが日ごろの実体験についていかに価値として理解しているか、本質を見抜く現場観察を事前に行うことができているか、だと言えます。そして現場(市場)で起こっている変化について熟慮することよって価値を見出していかなくてはなりません。メンバーが価値あるアイディアを出せる準備が出来ているか、が大きく異なるところです。その準備に関するプログラム、ワイガヤそのものの進め方、その後の評価会や組織内での進め方について、ワイガヤフォーラムでは、これらの実践的なプログラムを提供させていただきます。この取組みは、企業風土の革新を進めることと同様のことであり、創造的な企業風土があるから価値創造のワイガヤができる、ワイガヤをやるから企業風土の創造性が高まる、ということになります。一時的な議論ではなく、メンバーの仕事への取り組み方や考え方を変えて行かなければ本質的なソリューションとはなりえません。だからこそ結果を出すのは難しく時間がかかり、通常のブレストとは大きく異なるのです。企業内で実施していくには、トップの理解と実施リーダーの実行力が大切です。また、メンバーも「生き方」を考え、変えて行く、そして「思い」をもてるか、これがこの活動の肝と言えるのです。