動物虐待との指摘を受けた三重県桑名市の多度大社の上げ馬神事が今年から大きく改善され、新たな様式で開催された。5月4・5日の二日間、人馬とも怪我無く見事に走り切ることができたことが何より嬉しかった。
「豊作を占う神事」から「豊作を祈る神事」へと変革はされたが、神事が継承されていくことになったことは開催者にとっても地元の人たちにとっても一安心ではないだろうか。
最後に乗り越えなければならないとされる2メートル近い土壁を低くするという当初の案よりもさらに安全な、土壁を撤去して砂を敷いた坂路のみに作り直していただいたことはサラブレッドの細い脚を保護し、それは騎手たちの安全を守ることにもつながった。
近年の少子化によって乗り手となる青少年は減っている。危険な騎乗を許可する親御さんも多くはないだろうことから、ゆくゆくは縮小していく運命にあったのであれば、今回の改革はメリットでしかないように思う。
メディアによると、今年は出場人馬と観客が例年の7割に減ってしまったそうだが、これからは身軽な青少年だけではなく成人の男性も、そして女性でさえも走り切ることができそうな坂路に作り替えられたのだ。今までのように人馬や観客が恐怖と危険を感じることなく、あのような至近距離で馬の疾走が見られる数少ないお祭りや神事として、これから盛り上がって行ってくれると思うと嬉しい限りだ。
関係者の皆様、この度はご成功本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。
5月5日の中日新聞記事を掲載させていただきました。↓
「豊作を占う神事」から「豊作を祈る神事」へと変革はされたが、神事が継承されていくことになったことは開催者にとっても地元の人たちにとっても一安心ではないだろうか。
最後に乗り越えなければならないとされる2メートル近い土壁を低くするという当初の案よりもさらに安全な、土壁を撤去して砂を敷いた坂路のみに作り直していただいたことはサラブレッドの細い脚を保護し、それは騎手たちの安全を守ることにもつながった。
近年の少子化によって乗り手となる青少年は減っている。危険な騎乗を許可する親御さんも多くはないだろうことから、ゆくゆくは縮小していく運命にあったのであれば、今回の改革はメリットでしかないように思う。
メディアによると、今年は出場人馬と観客が例年の7割に減ってしまったそうだが、これからは身軽な青少年だけではなく成人の男性も、そして女性でさえも走り切ることができそうな坂路に作り替えられたのだ。今までのように人馬や観客が恐怖と危険を感じることなく、あのような至近距離で馬の疾走が見られる数少ないお祭りや神事として、これから盛り上がって行ってくれると思うと嬉しい限りだ。
関係者の皆様、この度はご成功本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。
5月5日の中日新聞記事を掲載させていただきました。↓