命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

提言書

2015年12月25日 22時50分06秒 | 事件
平成27年12月22日円山動物園の市民動物園会議の委員長は【「マレーグマ『ウッチ―』の死亡事案に係る改善計画(中期的課題)」に対する提言書】を発表した。

たくさんの謎があって、多くの人たちが説明を求める抗議メールを出しても、とぼけた言い訳を押し通し、なんら誠意のある説明を発表することはなく、3回の市民動物園会議をまとめたものだ。↓

http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/documents/teigen-honbun.pdf

施設や体制などをいくら整えようがそこに動物への愛情がなければ、動物たちは今までと同じように病気や事故で失わなくても良い命を失うことになる。肝心なところをうやむやにしたまま何度やり直そうとしても、動物や客への誠意がないので、真の改善とは言えないだろう。

監禁され見世物になる一生を送らねばならない動物園動物たち。彼らに対する思いやりを失った動物園で動物たちを見るのは辛いものがある。ウッチーの事件から動物園について考えるようになって、思うことがある。本当に動物が好きな人は動物園が嫌いなのではないかと。

これから不幸な動物をこれ以上増やさないためにも、少子化日本は動物園縮小と統廃合の方向で運営をしていくべきで、動物園がどうしても必要ならば、小菅氏の提唱するような特化した国立の動物園が日本国内に数カ所で十分だ。その土地の気候や環境に合った動物を飼養すればそれだけで特化できるだろうし、犠牲になる動物を最小限にするためにはその方が絶対いい。

市民動物園会議はメディアには第三者会議と位置づけられているみたいだが、公募で委員になったのは10人中3人のみで、動画の存在も伏せたまま、事件の詳細も知らない人たちによる会議を何回開こうと、いくら長い報告書を作ろうと、白々しいだけだ。残酷な虐待がなかったことにするような姿勢は反感を買うだけだと思う。応援しようとする人たちが増えて初めて、入場者数も増えてくることが理解できない人たちばかりで運営していく円山動物園の未来は暗い。
 


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