命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

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子猫二匹の虐殺犯の正体

2017年09月26日 17時35分00秒 | 事件
以前の記事で生まれて間もない子猫二匹を世話をするふりをして、乱暴し、殺した北川直人↓

は20万円の罰金だけで済み、釈放された。

詳しくは下記のブログに書いてあったので、引用させていただいた。↓

http://tsunayoshi.tokyo/c/2ff0fce83f5562d67217c4b98d1b8d4e76a7783c

派遣社員とは嘘で親の会社の取り締まり役だという。

そして、驚くことに、その会社とはペットフード、ペット用品関連会社で、動物の輸出入、スポーツ関連などにも幅広く携わっている会社なのだ。

20万円なんて罰金は、彼にとってはなんらお咎めにもならない金額だろう。お気楽にツイッターも再開したらしい。動物で遊ぶな!子猫はおもちゃじゃない!歪んだ性のはけ口でもない!と言いたい。反省しないのならば、社会的な制裁が始まることもやむを得ないと思う。

ひと昔前のこげんたちゃん事件の犯人は執行猶予が付いたが天罰ともいえる報いを受けた。数年前の空ちゃん事件の犯人は特定されていない。愛知県の猫虐殺愛好家の夫婦はまだ捕まっていない。今回捕まった北川直人は初犯らしく、略式起訴で罰金のみだった。動物虐殺愛好家たちが集まる2ちゃんのスレには「どうせ罰金ですぐ出られるから大丈夫」という書き込みが当たり前のように書かれるところが肌寒く、空恐ろしい。

動物たちの苦しみや悲しみは来世とかこの世の戦争とかで、やられる方の立場になってみて初めて気が付くのだとしたら、遅すぎる。厳罰をとは言わない。せめて愛護先進国並みの罰則を願いたい。それがない限り、痛ましい事件は増加する一方ではないのかと思うのだが、なぜか一向に進まない。

ドイツなどの動物愛護先進国はどのようにして、作り上げてきたのだろう。同じように先の大戦でダメージを受け、一から国づくりをやってきたはずだ。ドイツなどに教えてもらいながら、日本の数ある愛護団体がまとまって大きな組織となったならば、劇的に変わるような気がするのだけど、簡単ではなさそうだ。

この数年、動物虐殺愛好家が犬猫を捕まえてはなぶり殺しにし、ネットに動画を流している事件が後を絶たない。動画を見た人たちが声をあげてくれたおかげで、今回のように逮捕されるケースも増えてきたのは不幸中の幸いだ。

とはいえ、騒がれないと警察は動かないのも事実だ。半年くらい前に猫の多頭放棄でどうしようもなくなり、秘密裏に数十匹の猫を置いて引っ越ししてしまった家族がいた。助けようとした人たちがいたにもかかわらずだ。引っ越し先はだれにも知らさず出て行ったので、後の悲惨な後始末は発見者の大家さんがやらざるを得なかった。

事件として立件もされずに、どこかでのほほんと暮しているであろう彼らも、人の皮をかぶった悪魔だ。密室の中で親たちに食い殺されねばならなかった子猫たち、餓死していった親猫たち。地獄の光景だったと思う。それを片付ける人たちの無念さ、虚しさそして憎悪。日本に住む人の心って、本当は荒み切っているのかもしれないなと思う。このままではダメだ。どうにかしなければ。それには多数の声が必要だ。



最期まで面倒見れないなら飼うな、買うな、産ませるな。
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