本年度、保存会の予算は574万円。馬事協会の助成金は220万円、市の補助金は314万円が組まれていると前出の新聞に書いてあった。合計すると1108万円だ。44頭で割るとひと月20984円になるので、「13000円」は支払い可能な金額ではある。
放映されていた飼養者たちはインタビューに答えて、宮古馬を一頭飼養するのに、市から餌代が5000円しかもらえないと言っていた。
調べたところによると、実際は馬事協会からの助成金8000円を足して合計13000円支給されている。(琉球放送では1万数千円と説明)だが、驚くべきことに医療費や施設費は飼養者負担だと言うから、あまりに委託先の負担が大きいことがわかった。
5000円は餌代で8000円は設備費やボランティア料、医療費や雑費だということなのだとしても、言うまでもなく、飢えさせないためには餌が優先すべきで飢え死にさせていいわけでは断じてないし、飢え死にさせた理由にはならない。
それにしても寄付金などだろうか、保存会の予算574万円と市の補助金314万ではあまりにも財源が少ない。これでは本当に生きるためだけの餌代だけになってしまう。市や県にやる気が全く感じられない。
市が打ち出したのは餌代を含む補助金の引き上げだ。しかし、前にも書いたように、餌代を数千円上乗せしただけでは、あまり変わりはしないだろう。このままでは島の先人たちから受け継いできた尊い馬文化の遺産は簡単に滅びてしまうのは明白だ。本当にこれで良いのだろうか。
馬より人が食べていく方が今、大変なのだ!もう、あきらめるしかない!ということならば何も口出しはできないが、風光明媚な美しい海と美しく愛らしい馬がセットになっているこの大切な観光資源を全国に知らしめてからでも遅くはない。活用しなければ、本当にもったいないと思う。
宮古馬のルーツをさぐる長濱幸男(宮古島市史編さん委員)さんの長編レポートも大変興味深い
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/kyouiku/syougaigakusyu/hakubutsukan/files/kiyou16-01.pdf#search=%27%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E9%A6%AC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E4%BC%9A%27
宮古馬についてEnjoy Wild Birdsさんのサイト
保存会結成の状況と10年くらい前の様子がわかります
http://www.eonet.ne.jp/~nagasaki/miyakoum.htm#H
放映されていた飼養者たちはインタビューに答えて、宮古馬を一頭飼養するのに、市から餌代が5000円しかもらえないと言っていた。
調べたところによると、実際は馬事協会からの助成金8000円を足して合計13000円支給されている。(琉球放送では1万数千円と説明)だが、驚くべきことに医療費や施設費は飼養者負担だと言うから、あまりに委託先の負担が大きいことがわかった。
5000円は餌代で8000円は設備費やボランティア料、医療費や雑費だということなのだとしても、言うまでもなく、飢えさせないためには餌が優先すべきで飢え死にさせていいわけでは断じてないし、飢え死にさせた理由にはならない。
それにしても寄付金などだろうか、保存会の予算574万円と市の補助金314万ではあまりにも財源が少ない。これでは本当に生きるためだけの餌代だけになってしまう。市や県にやる気が全く感じられない。
市が打ち出したのは餌代を含む補助金の引き上げだ。しかし、前にも書いたように、餌代を数千円上乗せしただけでは、あまり変わりはしないだろう。このままでは島の先人たちから受け継いできた尊い馬文化の遺産は簡単に滅びてしまうのは明白だ。本当にこれで良いのだろうか。
馬より人が食べていく方が今、大変なのだ!もう、あきらめるしかない!ということならば何も口出しはできないが、風光明媚な美しい海と美しく愛らしい馬がセットになっているこの大切な観光資源を全国に知らしめてからでも遅くはない。活用しなければ、本当にもったいないと思う。
宮古馬のルーツをさぐる長濱幸男(宮古島市史編さん委員)さんの長編レポートも大変興味深い
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/kyouiku/syougaigakusyu/hakubutsukan/files/kiyou16-01.pdf#search=%27%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E9%A6%AC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E4%BC%9A%27
宮古馬についてEnjoy Wild Birdsさんのサイト
保存会結成の状況と10年くらい前の様子がわかります
http://www.eonet.ne.jp/~nagasaki/miyakoum.htm#H