奄美自然観察記

高のフィールドより

なるほど馬の毛だ  ウマノケタケ

2024-10-11 16:22:18 | 菌類

昨日から早朝の気温が19度と20度を割り込み、今朝は18度で半袖だと結構肌寒い。さて、少し前の撮影画像(9/22)を整理していたら、このような小さなキノコが出てきました。倒木の上に、何やら髪の毛ほどの細い柄がモジャモジャと出ています。これは髪の毛ではなく、馬の毛に見立てたウマノケタケというキノコでした。なるほど、ウマく名付けたものです。毛、いや柄の長さは長いもので約8cm前後、傘の直径は大きいもので約1cmほどです。馬の毛と言ってもこれぐらい長いのは、たてがみのことでしょうね。いいものを見せてもらいました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬら、ひかんまふぇっさぬ気温や19度あてぃ20度ば割りくぅでぃ、きゅうひかんまや18度あてぃ、半袖しや、て~げすぃひぐるさっりょっと。がしやしゅんじゃが、なありむぇー写しゃん写真(9/22)ば整理しゅたっとぅ、かしゃんだっかぬ、いなさんナバぬ、いじてぃきょうたっと。とぅれぃとぅんきぃぬうーじ、ぬーがぬ、かまちひぎぃにししゅんむんぬムジャムジャち、いじとぅりょうたっと。くぅれぃや、かまちひぎぃやあなんてぃ、マァぬひぎぃとぅ似しゅんちしウマノケタケちいゅんナバだりょっと。なるほど、ウマく名付けたむんじゃや。ひぎぃ、あいしんぬ長さや長さんむんして~げ8cmべり、傘ぬ直径やhぐうさんむんして~げ1cmべりだりょっと。マァぬひぎぃち言しんも、くんっとべり長さんや、たてがみぬくぅとぅだりょうろ。いちゃんむんば、にゃあしもらゆりょうた。

 


あちらこちらで空中戦  サシバ VS ハシブトガラス

2024-10-10 15:32:11 | 鳥類

今日も朝からよく晴れました。関東からのお客さんの野鳥ガイドをしました。サシバの渡りを観たいということで、それらしい場所に行ってみました。この秋はアカハラダカ同様、サシバも渡りが少し遅れ気味で、日が昇るにつれ、山の中腹から次々に飛び出してくるのですが、まだ奄美大島に来ているサシバは数がそれほど多くはなく、集まってくるのは4~5羽程度のところが何回か観られました。サシバが飛び始めると、しばらくして近くにいたハシブトガラスが後ろからやって来て、執拗に追い払おうとします。あまりしつこいとサシバも武器の爪で立ち向かいます(写真2枚目)。まともに戦うと勝ち目がないので、頭のいいカラスは近くにいる別のカラスに助けを求め、2~3羽で再び追い払いにかかります(写真3枚目)。ずっと地元でなわばりを作って生活しているハシブトガラスにしてみれば、途中から自分のえさ場などにやってくるサシバがいやで、追い払おうとするのでしょう。こうした空中戦は、この時期あちらこちらで見かけることがあります。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

少し長くなりましたので、省略いたします。すみょうらん。

 

 


2株とも白花  オキナワヒヨドリジョウゴ

2024-10-09 18:12:05 | 植物

朝からよく晴れました。近くに来たついで、去年観たオキナワヒヨドリジョウゴを探してみました。なかなか見つからず、あきらめて帰りかけたときに偶然に見つけました。白い花だったので、最初はイヌホオズキの花か何かと思いましたが、葉の形を見て、オキナワヒヨドリジョウゴだと納得しました。去年は紫の花が多かったのですが、今回観たのは2株とも白花でした。まだ咲き始めのようで蕾もたくさん付いていました。念のため葉裏をアップで撮影したところ、やはり葉脈のみたくさんの毛が生えていました(写真3枚目)。実のなる頃に、もう一度訪れてみたい。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら、むる晴れぃりょうたが。近さちしちゃんついで、くずぃにしゃんオキナワヒヨドリジョウゴば、とぅむてぃにょうた。なかなかにっききらんてぃ、なぁうしぃ帰ろっちしゃんとぅき、ばっくらしにっきりょうたっと。しるかん花あたんかな、初むぃやイヌホオズキぬ花かぬーかち思たんば、葉ぬだっかばにし、オキナワヒヨドリジョウゴち判りょうたっと。くずぃや紫ぬ花ぬふうさりょうたんじゃが、きゅうにしゃんや、たぁ株ともしる花だりょうたっと。まだ咲き始むぇにししゅてぃ、すぅぼみっくゎも、いっぱいくっかとぅりょうたが。念のたむぇ葉ぬ裏ばだいばんし写しゃっとぅ、やっぱし葉脈だけいっぱいぬひぎぃぬ、むぇろぅりょうたっと(写真3枚目)。実ぬなりゅう頃、なぁいっくゎい、しっちにょうらんば。

 

 


オトコエシの花で待ち構える  コハナグモ

2024-10-08 17:48:15 | その他の生物

早朝は雨が降りましたが、次第に曇り空へと変わり、午後からは晴れてきました。林道脇にあった一本のオトコエシ。小さな白い花がぎっしりと咲いています。近づいて花をアップで撮影しているうちに、小さなクモがいることに気づきました。体長5mmほどの小さな体で長い前脚を広げて、獲物がやってくるのを持ち構えているようです。カニグモ科のコハナグモで、薄茶色の腹部には小さな斑点がありますが、個体によって模様にはいろいろと違いがあるようです。眼がマンガチックに見えて、かわいらしく見えてしまいます。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさや、あむぃぬ降りょうたんじゃが、だんだん曇りなてぃっち、ひんまらや晴れぃてぃきょうたっと。林道ぶちじあたんちいちぬオトコエシ。いなさししるさん花ぬぎっしり咲しゅりょっと。近ゆてぃ花ばだいばんし写しゅたっとぅ、いなさんクモぬうんち判りょうたが。どぅうぬ長さや5mべりぬいなさんどぅうし、長さんむぇーはぎばひるぐぃてぃ、かみむんぬきゅんば持ち構えとぅんあんぶぇだりょっと。カニグモ科ぬコハナグモあてぃ、薄茶色ぬわたじや、いなさん点々ぬありょんじゃが、うんむんにゆてぃ模様にやあれぃくれぃぬ違いぬあんにししゅりょっと。むぃぬマンガにしにゃあってぃ、もぞっさくゎにゃあれぃっと。

 

 


ムベの実を食べていた  アマミトゲネズミ

2024-10-07 17:54:29 | 哺乳類

今日は、ほぼ一日中晴れて暑くなりました。まだ夜も明けやらぬ林道を車でゆっくりと走っていると、林道に落ちたムベの実のそばにアマミトゲネズミがいました。どうやらムベの実を食べているようです。逃げようともしないので、しばらく観ていると、ムベの実に頭を突っ込んでは中の果肉を食べていました。以前、アマミノクロウサギがムベの実(皮)を食べているところを観たこともあります。私も熟したムベの実は甘くて美味しいので、子どもの頃よく山に探しに出かけたものです。これらの動物たちにとっても、ムベは好物のようです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、て~げ一日中晴れぃてぃあちかなりょうたが。まだゆもふぇらん林道ば車しよおりよおり走っちゅたっとぅ、林道ちうてぃたんウムぬ実ぬぶちじうんニィ~ジン(アマミトゲネズミ)ぬ、うりょたっと。て~げウムぬ実ばかどぅんあんぶぇだりょっと。ひんぎろっちもしらんかな、いっとぅきにしゅたっとぅ、ウムィぬ実ち頭ば突っくぅでぃや中ぬみば、かどぅりょたっとた。前、クルウサギぬウムィぬ実ぬこーばかどぅんどろば、にしゃんくとぅだかありょっと。わんだか熟だんウムィぬ実や甘さしまっさりょんかな、わらぶぇぬ頃や山ちとぅむぃがいじゃんむんだりょっと。くん生きむんきゃにも、ウムィやむるまっさんむんにししゅりょっと。

 

 


繁殖期は半年以上  バン

2024-10-06 17:41:18 | 鳥類

時折晴れるものの、ほぼずっと曇り空で蒸し暑い日です。昨日のガイドの帰り道、水田一帯の秋名を立ち寄ってみると、マコモの植えられた水面に、バンが数羽見えました。どうやら家族連れのようで、親2羽に4羽のヒナのようです。真っ黒いふわふわ羽のヒナが親のあとについて行き、時折親から餌をもらったりしています。一般的な野鳥の繁殖期と同じく、3~4月頃から営巣活動が観られるので、ヒナが独り立ちするのに今月いっぱいはかかるものとして、結局バンの繁殖期間は半年以上となるようです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

とうきどぅき晴れぃたりしゅんじゃが、て~げずっとぅ曇りあてぃ、むるふぉむぇきゅん日だよっと。きぬぬちゅ案内ぬ帰り道、田袋ぬ秋名ち立ちゆてぃにゃっとぅ、マコモぬ植ーらっとぅんむぅじぬうーじ、クゥムィル(バン)ぬいくちかにゃたっと。て~げ家族連れにししゅてぃ、うやたあちぬゆうちぬくゎっくゎドゥリにししゅりょっと。真っくるぬふわふわ羽ぬくゎっくゎドゥリやうやぬあとばくぅかてぃいじ、とぅきどぅきうやらかみむんばむらたりしゅりょっと。普通ぬトゥリぬくゎあほでぇしゅん時期とぅ同じ、3~4月頃らすぃば造たりしゅんかな、くゎっくゎドゥリぬちゅうり立ちしゅんや今月いっぱいやかかりゅんむんとぅし、結局クゥムル(バン)ぬくゎあほでぇしゅん期間や半とぅしあまりちなりゅんにししゅりょっと。

 

 


森の中でじっくりと観察  オーストンオオアカゲラなど

2024-10-05 16:59:43 | 鳥類

ずっと曇り空で、雨はほとんど降りませんでした。関東からのお客さん4名の野鳥ガイドで、久しぶりに奄美自然観察の森に出かけました。途中、カラスバトやルリカケスなどのほか、旅鳥として渡来しているエゾビタキも何度か観察できました。奄美自然観察の森では、運よく枯れ木を突いているオーアストンオオアカゲラの姿(写真2枚目)をじっくりと観察し、林床付近で餌を探しているアカヒゲ(写真3枚目)などのほか、シジュウカラやヤマガラ、リュウキュウサンショウクイなど観ることが出来ました。また森の中では、トキワヤブハギの花(写真4枚目)やアリモリソウやサクラランの花などの植物、リュウキュウアサギマダラやツマムラサキマダラなど蝶類なども飛び回っていました。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ずっとぅ曇りあてぃ、あむぃやて~げ降りょうらんたが。関東らぬお客さん4名ぬトゥリ案内し、まれぇまれぇ奄美自然観察の森ち行じきょうたっと。行きゅんとぅき、ウシバトんきゃヒューシャんきゃぬほか、旅ドゥリとぅし渡てぃっちゅんエゾビタキだか何くゎいか、にょうたっと。奄美自然観察の森じや、運いっちゃ枯れとぅんきぃば突ちゅんキィツキャ(写真2枚目)ばゆんまにし、地ほてぇなんてぃ、かみむんばとぅむかたしゅんハーヒギ(写真3枚目)きゃぬほか、マンヌスドんきゃヤマガラ、リュウキュウサンショウクイきゃだにゅんくぅとぅぬでけりょうたっと。また山ぬ中じや、トキワヤブハギぬ花(写真4枚目)きゃアリモリソウんきゃサクラランぬ花んきゃぬ植物、リュウキュウアサギマダラやツマムラサキマダラんきゃぬチョウチョぬしじょんかだか、とぅびもおとぅりょうたっと。

 


道端に鮮やかな青色のマメ科植物  チョウマメ

2024-10-04 17:25:09 | 植物

北部の県道を走っていると、道端に何や蔓性の植物が繁茂しています。鮮やかな青色の花がセンダングサの白い花に混じって結構咲いています。見るからに園芸種が逃げ出したものだろうと想像できます。園芸種や栽培種に疎い私は、帰ってから早速調べてみました。一般的にバタフライピーと呼ばれ、和名はチョウマメ(蝶豆)で、古くから食用や薬用として利用されてきたようです。鮮やかな青色の花は、乾燥してハーブティーにしたり、天然の着色料として料理や食品などにも利用されているとのこと。近くで栽培されている方がいらっしゃるのかも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

にし方ぬ県道ば走っちゅたっとぅ、道んぶちじ、ぬーがぬ蔓植物ぬ、まぐんしゅりょうたっと。きょらさん青色ぬ花ぬセンダングサぬしるかん花とぅ混ざてぃ、て~げいっぱい咲しゅりょっと。にいばきっとぅ園芸種ぬひんぎてぃちゃんむんだろち思われぃっと。園芸種んきゃ栽培種や、わんにや分らんかな、帰てぃっからすぐ調ぶぇてぃにょうたが。普通やバタフライピーち言ゃっとぅてぃ、和名やチョウマメ(蝶豆)あてぃ、昔らかっみむんんきゃ薬とぅし、使わってぃちゃんあんぶぇだりょっと。きょっらさん青色ぬ花や、こらかしっからハーブティーちしゃり、天然ぬ着色料ちし料理んきゃかみむんち使わっとぅんちゅか。近さじ栽培しゅんちゅぬ、うりょんかも分らんど。

 

 


黄色の小さい花がぎっしり  タイワンモクゲンジ

2024-10-03 17:04:56 | 植物

一日中、曇ったり晴れたり雨が降ったりで、不安定な天気です。2年前、道路脇で薄桃色の実をたくさんつけていた樹木を見つけ、ムクロジ科のタイワンモクゲンジであることを知りました。タイワンモクゲンジは、沖縄などに昭和50年代ごろ台湾から街路樹などとして導入され、帰化しているようですが、奄美ではあまり見かけないような気がします。今回は黄色の花が咲いていたものの、樹高が約10m前後ほどもあり、望遠カメラで撮影しました。アップで観ると、黄色の花にはオシベの長い雄花と、すでに赤い袋状の実が出始めている雌花があり、とても美しい。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたり、あむぃぬ降たりし、定まらん天気だりょっと。2年むぇー、道んぶちじ薄桃色ぬ実ばいっぱいちきとぅたんきぃばにっきてぃ、ムクロジ科ぬタイワンモクゲンジち分かりょうたっと。タイワンモクゲンジや、沖縄きゃち昭和50年代ごろ台湾ら道んぶちかじうんきぃとぅし、いれぃらってじ、帰化しゅんあんぶぇだりょんば、わきゃ島じや、あんましにゃらんにししゅりょっと。きゅうや黄ーかん花ぬ咲しゅたんば、たあさぬて~げ10mべりあてぃ、望遠カメラし写しょうたっと。だいばんしにいば、黄ーかん花にやオシベぬ長さんインガ花とぅ、きっさはーさん袋にししゅん実ぬいじぃ始むぃとぅたんウナグ花ぬあてぃ、むるきょらさりょっと

 

 


流木の上から小魚狙う  ササゴイ

2024-10-02 16:34:55 | 鳥類

早朝から雨模様で、台風18号の影響がではじめているようです。マングローブの沖の方で、海面に浮かんだ大きな流木が目に入りました。よく観ると、流木の上に1羽のササゴイがいます。小雨が降るなか、ゆっくりと動いたり海面をじっと見ていて、どうやら海面付近に寄ってくる小魚を狙っているようです。しばらくして、いきなり長い首を伸ばし海面へ突っ込むと、みごと小魚を捕えていました。体の上面は褐色で喉に縦斑があることから、幼鳥であることが判ります。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、あむぃ模様あてぃ、てーふ18号ぬ近ゆてぃっちゅんかなだろや。マングローブぬうきなんてぃ、うんぬうーち浮かだん、だいばんきぃぬ、むぃちほっちちゃっと。ゆんまにいば、だいばんきぃぬうーじ、ちいちぬササゴイぬうりょっと。小雨ぬ降りゅんなか、よおりよおりどぅげたり、うんぬうーばじぃーちにしゅたりしゅてぃ、て~げうんぬうーちゆてぃきゅん、いなさんイユっくゎばかもっちしゅんあんぶぇだりょっと。いっとぅきし、あっただんま長さん首ばぬばし、うんち突っ込ぅだっとぅ、みごといなイユっくゎば、くぅとぅりょうたっと。どぅうぬうーや茶色しゅてぃ、むぅどぅじ縦筋模様ぬあんかな、わーさんトゥリち判りょっと。

 


朝日を浴びて一層華やかに  ショウキズイセン

2024-10-01 17:36:34 | 植物

今日から10月ですね、昨夜はかなり涼しくてよく眠れました。台風18号の影響はまだなく、早朝から晴れました。去年も観たショウキズイセンを観に行きました。森の中で黄色の美しい花が咲いていて、朝日が射し込むと輝くように一層美しく華やかに見えました。ショウキズイセンのショウキ(鍾馗)は、あのタイワンショウキランと同じ鍾馗で、中国に伝わる魔よけの神様(鍾馗)の長いヒゲにたとえられたようです。この間の観察会の下見で、人家の庭先で観たシロバナヒガンバナ(写真3枚目)は、このショウキズイセンと赤いヒガンバナとの交雑種とのことです。黄色と赤色から白色が生まれるのも、ちょっと不思議ではありますが・・・。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら10月じゃや、ゆぶぃやいころすぃだ~あてぃ。むるにぶらったりょっと。てーふ18号やまだしちゅらんてぃ、ひかんまふぇっさら晴れぃりょうたが。くずぃだかにしゃんショウキズイセンばにが行きょうたっと。山ぬ中じ黄ーかしきょらさん花ぬ咲しゅてぃ、てぃだんぬ射しくぅむぃば、ひきゃりゅんにし、むるきょらっさ華やちにゃあたっと。ショウキズイセンぬショウキ(鍾馗)や、あんタイワンショウキランとぅ同じ鍾馗あてぃ、中国じ伝わとぅん魔よけぬ神様(鍾馗)ぬ長さんヒギィちたとえらったんあんぶぇだりょっと。こねだぬ観察会ぬしゃー見し、ちゅぬやぬ庭先じにしゃんシルバナヒガンバナ(写真3枚目)や、くぅんショウキズイセンとぅはーさんヒガンバナとぅぬ交雑種ぬことぅちゅか。黄色とぅはーさん色ら、しるさん色ぬまぁれぃんや、なありうとぅまらさりょんばや~。

 

 


群落やちょっと違う色の花も  ホウライツユクサ

2024-09-30 17:20:15 | 植物

台風17号は、小笠原諸島付近を北上しつつあるのですが、もうひとつ18号が台湾付近を沖縄の方へ進んでいるようです。今朝は北部の海岸を歩いていると、途中急に雨が降ってきました。すぐに止んで助かったのですが、天気は不安定になってきています。海岸にホウライツユクサの花がたくさん咲いているのを観ました。九州南部から奄美・沖縄でみられ、水色の花は早朝に咲いて一日でしぼむようです。少し離れたところに、花の色が薄紫色の小群落も観られました(写真3枚目)。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ17号や、小笠原諸島ぼてぇば、にし方ちいじゅんあんぶぇだりょんじゃが、なぁちいちぬ18号ぬ台湾ぼてぇば沖縄ちいじゅんあんぶぇだりょっと。きゅうひかんまや、にし方ぬ浜ばあっちゅたっとぅ、うんとぅきあっただんま、あむぃぬ降てぃきょうたが。すぐ止だんかないっちゃりょうたんじゃが、天気や定まらんにしなてぃちゅりょっと。浜じホウライツユクサぬ花ぬいっぱい咲しゅんどろば、にょうたっと。九州ふぇ方ら、わきゃ島・沖縄じにゃあてぃ、水色ぬ花やひかんまふぇっさ咲し、一日しすぅぼみゅんあんべだりょっと。なあり離れぃたんどろじ、花ぬ色ぬ薄紫色ぬいなさんまぐんだか、にゃありょうたっと(写真3枚目)。

 

 


西仲間農道ウォーキング観察会   ナツノウナギツカミなど

2024-09-29 17:40:22 | 植物

今日は一日中ほぼ曇り空で、「西仲間農道ウォーキング観察会」を実施しました。午前8時にマングローブパーク駐車場に集合し、説明やストレットのあと、さっそく散策を開始しました。まずは駐車場周辺の植物観察で、シマニシキソウ、ハイニシキソウ、ヒメジョオン、タマザキフタバムグラ、メリケンムグラ、コケセンボンギクモドキ(写真2枚目)など、多くの帰化植物や外来種なども観察できました。西仲間農道に入って行くと、ハシカンボクやフタバムグラなどたくさんの植物のほか、法面に生えていたキノコは、ナギナタダケ(写真3枚目)やシロソウメンタケなどが観られ、イソヤマアオキの葉をボロボロになるまで食べていたマダラコオロギ(写真4枚目)や、イタドリの花に来ていたモンシロモドキなどの姿も観られました。

さらに奥の方へと進んでいくと、キダチキンバイやオオヤブツルアズキ、イヌガラシ、センナリホオズキ、ヒロハフウリンホオズキなどの黄色い花のほかに、タデ科植物でナツノウナギツカミ(写真2枚目)やイヌ タデ、ボントクタデの花なども観られました。また黄色くて大きなリュウキュウトロロアオイの花と実(写真3枚目)もたくさん観られました。果て家の周辺にはシマイボクサの群落(写真4枚目)なども観察できました。曇り空の暑いなかでしたが、幸いにも雨はほとんど降らず、楽しい観察会となりました。

 

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今秋もやってきました  サシバ

2024-09-28 17:25:38 | 鳥類

早朝から時折小雨の降るあいにくの天気のなか、市理原(市理原)の林道をゆっくり歩いていると、スダジイの枝に何やら大き目の鳥が止まっています。最初は逆光で黒っぽく見えていたので、遠目にはカラスかなとも思ったのですが、ちょっと体形が違うので双眼鏡で観るとサシバでした。奄美では冬鳥のサシバの今季初認でした。ここのところ台風が連続できたりして天気の悪い日が続き、アカハラダカも今月20日に湯湾岳で2羽を確認したのみでした。今月も残りあとわずか、サシバがやってくる季節ですので、個人的にはほぼ例年どおりの確認となりました。これから少しづつ観る機会も増えてくるものと思われます。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、とぅきどぅき小雨ぬ降りゅんわさん天気ぬなか、市理原(市理原)ばよおりよおりあっちゅたっとぅ、シイギィぬ枝じ、ぬーがぬふうさんトゥリぬ止まとぅりょっと。初むぃや逆光し、くるぶぇっとぅにゃあたんかな、とぅうさらやガラスィかちも思たんじゃが、なありだっかぬ違ゆんかな双眼鏡しにしゃっとぅサシバだりょうた。わきゃ島じや冬ドゥリぬタハ(サシバ)ぬくん時期初むぃてぃぬにい方だりょうた。なまがれぃてーふぬ連続ししちゃりし天気ぬわさん日ぬ続し、アカハラダカだか今月20日湯湾岳じ、たあちにしゃんだけだりょうたっと。今月だか残りやあとなありっくゎ、タハ(サシバ)ぬきゅん時期かな、わんとぅしや、て~げいちんけんぬとぅしどうりぬにい方ちなりょうたが。なまらなありぢち、にゅんくぅとぅぬ、ふうさなてぃいきゅんむんち思われぃっと。

 


小さくてかわいらしい花や実  オガサワラコミカンソウ

2024-09-27 17:16:37 | 植物

一日中、曇ったり晴れたりの天気で、昼頃は気温31度まで上がり、暑い一日です。知り合いからの情報で、オガサワラコミカンソウを観てきました。トウダイグサ科のオガサワラコミカンソウは、インド原産で世界の熱帯に広く帰化していて、小笠原、奄美や沖縄などでもみられる帰化植物です。サトウキビ畑のそばに小群落を作っていて、草丈20~40dmほどで、茎は硬く角ばっています。互生した長丸っぽい葉の葉腋に付けていた薄黄緑色の花は、柱頭が3つに割れていて、雌花のようです(写真2枚目)。すでに実になっているもの観られました(写真3枚目)。萼片は6個で、よく似たキダチコミカンソウは5個なので区別できるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたりぬ天気あてぃ、ひんま頃や気温31度がれぃ上がてぃ、あちかん一日だりょっと。どぅしぬ話し、オガサワラコミカンソウば、にしきょうたが。トウダイグサ科ぬオガサワラコミカンソウや、インド原産あてぃ世界ぬ熱帯ちひるか帰化しゅてぃ、小笠原、わきゃ島んきゃ沖縄んきゃじも、にゃあれぃん帰化植物だりょっと。ウギィばてぇぬぶちじ、いなさんまぐんばつくぅとぅてぃ、草丈20~40dmべりあてぃ、しんやくわしゅてぃ角ばとぅりょっと。互生しゅん長丸ぶぇっとぅしゅん葉ぬむとぅっくゎじあたん薄黄緑色ぬ花や、柱頭ぬみいちち割れぃとぅてぃ、ウナグ花にししゅりょっか(写真2枚目)。きっさ実なとぅんむんも、にゃあたっと(写真3枚目)。萼片やむうちあてぃ、むる似しゅんキダチコミカンソウや、いひちかな区別でけんあんぶぇだりょっと。