奄美自然観察記

高のフィールドより

川を泳いで渡った  イノシシ

2024-09-04 16:57:12 | 哺乳類

今朝も気温22度と涼しい朝でした。今日は、護岸工事の続いている住用川沿いを歩きました。遠くの水面に何かが泳いでいる様子、早くもカモが渡ってきたかと思いつつ、双眼鏡で覗いてみると、何とイノシシ(亜種リュウキュウイノシシ)が泳いでいて、頭の半分ほどが水面上に出て移動しているのでした。あわててカメラを向けるも、すでに川を渡り終わったところでした(写真2枚目)。水面に出た頭はあまり上下に動いていなかったので、多分犬かき(イノシシかき?)の方法で泳いでいたのでしょうね。平泳ぎかクロールなどだと面白いのですが。昔、無人島・木山島(きゃんまじま)で、イノシシが海に飛び込んで泳いでいったのを思い出しました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうひかんまも気温22度あてぃ、すぃだ~さんひかんまだりょうたっと。きゅうや護岸工事ぬ続しゅん住用川ぶちばあっきょたっと。とぅうさんむじぃぬうーば、ぬーがぬおおじゅんあんぶぇあてぃ、きっさカモぬ渡てぃっちゃっかち思てぃ、双眼鏡しにしにしゃっとぅ、あげぇシシ(亜種リュウキュウイノシシ)ぬおおじゅてぃ、かまちぬ半分やむぅじぬうーちいじとぅてぃ、どげとぅたんちよ。ばたぐぃてぃカメラば向けたんば、きっさころば渡り終わたんどろだりょうたが(写真2枚目)。むぅじぬうーちいじたんかまちや、あんましうーしゃーちどぉげとぅらんたんかな、きっとぅ犬かき(イノシシかき?)ぬ方法し、おおじゅたんむんだろや。平泳ぎかクロールんきゃれぃば、むじらっさんばやぁ~。昔、無人島・木山島(きゃんまじま)じ、シシぬうんち、とぅびぃくぅでぃ、おおじいじゃんばおむぇじゃしゃっと

 


【新川シリーズ 96】2ヶ所で幼鳥を確認  シロハラクイナ

2024-09-03 16:46:17 | 鳥類

早朝の気温22度で、昨日今日と急激に涼しくなりました。また暑さはぶり返すのでしょうけれど、今朝は奄美市名瀬の街中を流れる新川沿いを歩きました。ゆっくりと歩くと汗をかくこともなく、気持ちよく散策できました。川の中で、シロハラクイナの幼鳥を2カ所で3羽確認することが出来ました。7月に歩いたときは、まだ真っ黒いふわふわした綿羽でしたが、今日は飛べるほどに育っていて、独り立ちして餌を探しているようです。川沿いを早朝散歩でもしない限り、こういう街の中の川でシロハラクイナが毎年のように繁殖していることに気づくことはないかも知れません。豊かな自然の中で人間の暮らしもあることは、すばらしいことだと思います。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさぬ気温や22度あてぃ、きぬきゅうち、あっただんますぃだ~さなりょうたが。またあちさやぶり返しゅんち思いやしゅんじゃが、きゅうひかんまや奄美市名瀬ぬ街中ば流れぃとぅん新川ぶちば、あっきょたっと。よおりよおりあっきば、汗かきゅんくとぅもねんてぃ、気持ちいっちゃ、あっきかたぬでけりょうたっと。こらぬ中じ、シロハラクイナぬわーさんトゥリば、たぁとろじみいちにゅんくとぅぬ出けりょうたっと。7月あっちゃんとぅきや、まだ真っくるぬふわふわしゅん綿羽だりょうたんじゃが、きゅうやとぃばれぃんほどち、ほでぇてぃ、ちゅうり立ちし、かみむんばとぅむぃかたしゅんにししゅたが。こらんぶちば、ひかんまふぇっさ、あっちゃりでもしらんば、かししゅん街ぬ中ぬこらじシロハラクイナぬ毎とぅしにし、くゎあほでししゅんちや、分からんかもしれらんが。むるいちゃん自然ぬ中じ、にんぎんぬ暮らしだかあんちいゅんくとぅや、やむららんくとぅち思いかただりょっと。

 


真っ白ではないけれど・・・  ゴンズイ

2024-09-02 17:21:34 | 植物

今朝は気温23度で、ここのところ25~26度が普通だったので、急に少し涼しく感じました。やっぱり秋は着実に近づきつつあるようですね。さて、いま林道脇で目立つ赤い実と言えばゴンズイの実ですが、かれこれ10年ほど前にゴンズイの白い実を観たことがあります。以後、毎年のように時々その場所に寄ってみるものの、2度と白い実を観ることはありませんでした。ところが今日、普段はめったに通らない林道をたまたま通ってみると、何となく白っぽいゴンズイの実らしきものを観ました。車を止めて双眼鏡でじっくり観ると、すでに黒い種子は落ちていて、少し古くなっています。来年こそは、真っ白になっている実を観たいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうひかんまや気温23度あてぃ、なまがれぃや25~26度が普通だりょうたんかな、あっただんまなありすぃだ~さりょうたっと。やっぱり秋やちゃんとぅ近ゆてぃちゅんにししゅりょうりや~。がしやしゅんじゃが、なま林道ぶちじむぃ立ちゅんはーさん実ち言いばゴンズイぬ実っだりょんじゃが、なぁ10年べりむぇーゴンズイぬしるさん実ばにしゃんくとぅぬありょっと。うっから後、毎とぅしにし、とぅきどぅきうんどろちゆてぃにゅんじゃが、2どぅとぅしるさん実ばにゅんくとぅや、ありょうらんたっと。がしゅんばきゅう、普段やぜんぜんとぅらん林道ば、ばっくらしとぅてぃにしゃっとぅ、かあったかしるぶぇっとぅしゅんゴンズイぬ実にししゅんむんば、にょうたっと。車ば止むぃてぃ双眼鏡しゆんまにしゃっとぅ、きっさくるかん種やうてぃとぅてぃ、なあり古かなとぅりょうたっと。やねこそや、真っしるぬ実ば、にいしゃかんむんだりょっと。

 


農耕地でも幼鳥を確認  ツバメチドリ 

2024-09-01 16:38:36 | 鳥類

今日から9月ですね。台風10号が過ぎ去って、晴れた日が続きます。昨夜は結構涼しくて、よく眠れました。さて昨日のことですが、北部の夏植えのため耕されたサトウキビ畑で、ツバメチドリの幼鳥3羽を観ました。ツバメチドリは、今年は奄美へ繁殖にやってくる成鳥は確認できていなかったのですが、先月(8/16)に大瀬海岸で幼鳥2羽を確認し、きのうもまた3羽を確認できたので、今年も無事繁殖出来ていたことが判りました。そろそろ南へ渡っていく時期が近いので、たくさん食べて飛翔力を身につけ無事渡っていってほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら9月だりょうりや。てーふ10号ぬいじ、晴れぃたん日ぬ続しゅりょっと。ゆぶぃやて~げすぃだ~さあてぃ、むるにぃぶらったっと。がしやしゅんじゃが、きぬぬくぅとぅだりょんば、にし方ぬ夏うーぬたむぇ、けぇさったんウギィばてぇじ、ツバメチドリぬわーさんむんば、みいちにょうたが。ツバメチドリや、くぅとぅしや、わきゃ島ちくゎあほでぇしがきゅんふっちゅドゥリや、にしねんたんじゃが、むぇーぬ月(8/16)大瀬海岸じわーさんトゥリたあちばにし、きぬまたみいちにゃあたんかな、くぅとぅしだか無事くゎあほでぇし出けたんくとぅぬ判りょうたっと。なぁふぇ方ち渡てぃいきゅん時期ぬ近さりょんかな、いっぱいかでぃ、とぅびゅん力ばちきてぃ無事渡てぃいじほしゃんむんだりょっと。

 


熟れたアダンの実は昆虫たちの食卓  リュウキュウツヤハナムグリなど

2024-08-31 18:10:04 | 昆虫

今日は北部海岸に行きました。アダン林の上を見上げると、オレンジ色に熟した実がたくさん付いています(写真1枚目)。特に一部が欠けて落ち始めている実には、色々な昆虫たちが果肉を食べにやって来ていました。一番多かったのが、リュウキュウツヤハナムグリ(写真2枚目)で、蝶ではリュウキュウムラサキ(写真2枚目)やアカタテハ、リュウキュウミスジなどの姿も観られました。また、アマミノコギリクワガタ(写真3枚目)などのクワガタ類などもいました。昆虫だけでなく、夜になるとたくさんのオカヤドカリが熟れた実を食べに集まってきますし、私も子ども頃は時々食べていました。少し甘い味がして、意外とおいしかったです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、にし方ぬ浜ち行きょうたっと。アダネギぬうーばにしゃっとぅ、橙色ち熟だん実ぬいっぱいくっかとうりょうたが(写真1枚目)。とぅっくにちゅとろぬはぐぃてぃうてぃ始むぃとぅん実にや、あれぃくれぃぬ虫んきゃぬ、実ばかみがしっちゅりょうたっと。一番ふうさりょうたんや、オーブ(リュウキュウツヤハナムグリ(写真2枚目)あてぃ、チョウチョやリュウキュウムラサキ(写真2枚目)んきゃアカタテハ、リュウキュウミスジんきゃだか、にゃあたっと。また、アマミノコギリクワガタ(写真3枚目)んきゃぬクワガタぬしじょだかうりょうたが。虫だけやあなんてぃ、ゆるなれぃば、いっぱいぬアマンぬ熟だん実ばかみが集まてぃしっち、わがわらぶぇぬ頃や、とぅきどぅきかどぅりょうたっと。なあり甘さん味ぬし、て~げまっさりょうたっと。

 

 


雌同士で示威行動か  カワセミ

2024-08-30 17:40:19 | 鳥類

 

台風10号はゆっくりながら北上して鹿児島に上陸し、奄美はほとんど影響がなくなって、早朝から日差しが射し始めて、かなり暑くなりました。マングローブのそばを歩いていると、電線に2羽のカワセミが止まっていました(写真1枚目)。2羽の間の距離は約1mほどで、一方が胸をそらせるように首や体を伸ばすと、もう一方も負けじと同じような動作を繰り返しています(写真2枚目)。これは名瀬の新川などでもよく観られる、強さを誇示し優劣を付けようとする示威行動のように思われます。2羽とも下嘴が赤い雌で、まだ若い個体ようです。

 

5年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ10号や、よおりよおりにし方ちいじ鹿児島ち上陸し、わきゃ島や、たいがいきゃんねんにしなてぃ、ひかんまふぇっさらてぃだんぬ射し始むぃてぃ、いころあちさなりょうたが。マングローブぬぶちばあっちゅたっとぅ、電線じたあちぬカンドゥリぬ止まとぅりょうたっと(写真1枚目)。たあちぬええだやて~げ1mべりあてぃ、ちいちぬ胸ばひるぐぃてぃ首んきゃどぅうばぬばすぃば、なぁちいちも、むぇえてぃやならんち同じにししゅんだっかば繰り返しゅりょっと(写真2枚目)。くぅれぃや名瀬ぬ新川きゃじもむるにゃあれぃん、ちゅうさばにゃあし、どぅぬちゅうさんち思わしゅんどぉげぇ方ち思われぃっと。たあちとも、しゃーくちばしぬはーさんウナグドゥリあてぃ、まだわーさんむんにししゅりょっと。

 

 

 

 


まだコップにはなっていないが・・・  シロコップタケ

2024-08-29 18:03:30 | 菌類

台風10号はゆっくりと北上していき、今日は次第に天気が回復してきました。近くに来たついでに、昨年シロコッポタケをみた場所で探してみると、小さなイソギンチャクのようなシロコップダケを観ました。ただ時期的に去年より1か月近く早いので、コップのように穴は開いてなくて、ボサボサとした突起がやたら目立っています。少し大きめのものがあり、真ん中に小さな穴が開き始めているのでシロコップタケの幼菌と思われます。近く倒木をひっくり返してみる、とても小さいながら筒状の先にボサボサの突起を付けているものもあり、これも幼菌なのかどうかは、よく判りませんでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ10号や、よおりよおりにし方ちいじ、きゅうやだんだんいちゃん天気なてぃきょうたが。近さちしちゃんついで、くぅずぃシロコッポタケばにしゃんどろじ、とぅむぃてぃにしゃとぅ、いなさんイソギンチャクにししゅんシロコップダケば、にょうたっと。ただ時期とぅしや、くずぃんま1か月近さふぇっさんかな、コップにしゆんがまやあしゅらんてぃ、ボサボサしゅんとぎぃぬ、むるむぃ立っちゅりょっと。なありふうさんむんだかあてぃ、真ん中じいなさんがまぬあき始むぃとぅりょんかなでシロコップタケぬわーさんむんち思われぃっと。近さぬとぉれぃとぅんきぃば、まりはっかしゃっとぅ、むるいなさんじゃが、筒にししゅん先じボサボサぬとぎぃぬつちゅんむんだかあてぃ、くぅれぃだかわ^さんむんかや、あんまし判りょうらんたっと。

 


繊細で危うく壊れやすい  キツネノハナガサ

2024-08-28 17:41:39 | 菌類

台風10号は、昨日から今日にかけて吹き荒れ、午後から少しずつ収まり始めました。早朝は風雨が強く、出かけるのは止めました。この間(8/22)のことですが、森林の中で何度かキツネノハナガサに出会いました。ハラタケ科キツネノハナガサは、傘径2~4cmで、柄の長さが4~8cmほどで、レモン色の美しい傘は、みるからに薄く、ちょっと触るだけで壊れやすそうです。長い柄には黄色の鱗片が付き、途中にツバが付いています。時間が経つにつれ傷みやすいようで、昼前には傘の周りがな萎え始めていました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ10号や、きぬらきゅうがれぃ吹き荒れぃてぃ、ひんまらやなありぢち収まり始むぃりょうたっと。ひかんまふぇっさや、あむぃかじぬちゅうさぬ、いじゅりゅんや止むぃりょうたっと。こねだ(8/22)ぬくとぅだりょんば、山ぬ中じ何くゎいかナバ(キツネノハナガサ)とぅ、おおよたっと。ハラタケ科キツネノハナガサや、傘径2~4cmあてぃ、いぃぬ長さや4~8cmべりしゅてぃ、レモン色ぬきょらっさん傘や、にゅんだけ薄かしゅてぃ、なありっくゎ触りゅんだけし、やぶれぃやかんにししゅりょっと。長さんいぃにや黄ーかんくぅなぬくっかとぅてぃ、なかべりじツバぬっくっかとぅりょっと。時間ぬ経てぃば傷みやんあんぶぇし、ひんまむぇーや傘ぬぶちぬ萎え始むぃとぅりょうたが(写真3枚目)。

 


ピンク色と白花が混在  ハシカンボク

2024-08-27 17:52:09 | 植物

早朝から台風10号の接近で、風雨が強くなりました。最初の予報では、本州の関西方面に向かうとみられていた台風10号ですが、昨日になって急に奄美大島近くに向かうコースに変わったので、あわてて実家の戸締りをしてきました。この間(8/22)のことですが、林道脇の法面にたくさんのハシカンボクの花が咲いていて、本来のピンク色の花と白花が混在していました。これだけすぐそばに混じり合っているのは、ちょっと珍しい。白花では、紫色をしたオシベの三日月型の大きな葯が目立っていて(写真3枚目)、かわいらしく感じました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、てーふ10号ぬ近ゆてぃっち、あむぃかじぬちゅうさなてぃきょうたが。初むぇぬ予報しや、本州ぬ関西方面ち向かゆち思わっとぅたんてーふ10号だりょんじゃが、きぬなてぃっから、あっただんまわきゃ島近さち向かゆんコースち変わたんかな、ばたぐぅてぃシマぬやーぬ戸締りばしきょうたっと。こねだ(8/22)ぬくぅとぅだりょんば、林道ぶちぬ法面じいっぱいぬハシカンボクぬ花ぬ咲しゅてぃ、むぅとぅむぅとぅぬ桃色ぬ花とぃしる花ぬまぜぇれまぜぇれありょうたっと。かしがれぃすぐぶちじ混じりおおとぅんや、なありむじらっさりょっと。しる花じや、紫色しゅんオシベぬ三日月型ぬだいばん葯ぬ、むぃ立っちゅてぃ(写真3枚目)、もぞっさにゃあたっと。

 


たくさんの実がぶら下がっていた  タカツルラン

2024-08-26 16:59:57 | 植物

今日も時折曇りながらも、ほぼ一日中晴れました。ここ数日前から夜の気温がやや下がって、少しだけ涼しくなってきました。さて、約2か月ほど前(6/28)、知り合いの方の情報で観てきたタカツルランですが、その時はたくさんの花を付けていました(写真1枚目)。それから約2か月経った今日観てみると、もちろん花はすべて散っていたのですが、約10~20cmほどの棒状の実がたくさんぶら下がり、その数約100個ほどもあります。根元が近くの朽ちた倒木に絡んでいて、そこから栄養を得ているようです。これだけのたくさんの実を付けたのは、そろそろ栄養が残り少なくなったので、種子をたくさん飛ばすことによって、次の世代へと命をつないでいこうとしているのかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、とぅきどぅき曇りがちなも、て~げ一日中晴れぃりょうたが。何日かむぇ^らが、ゆるぬ気温ぬなあり下がてぃ、なありっくゎだけすぃだ~さなてききょうたが。あしやしゅんじゃが、たいがい2か月ほどむぇー(6/28)、どぅしぬむぇーらぬ話し、にしちゃんタカツルランだりょんじゃが、うんとぅきやいっぱいぬ花ばちきとぅりょうたんちよ(写真1枚目)。うっからて~げ2か月経っちゃんきゅうにしにしゃっとう、当たり前あんば花や全部うてぃとぅたんじゃが、て~げ10~20cmべりぬ棒にししゅん実ぬ、いっぱいぶら下がとぅてぃ、ゆむぃばたいがい100べりもありょうたっと、根むぅとうぼてぇぬ近さぬくさてぃとぉれぃとぅんきぃち、からましゅてぃ、うっから栄養ばとぅとぅんあんぶぇだりょっと。かしがれぃいっぱいぬ実ばちきたんや、なぁ栄養ぬいきらさなてぃっちゃんかな、種ばいっぱいとぅばし、次ぬくゎあまがぁち、にゅっちばつなじいこうちしゅんどろかもわからんど。

 


宇検中央林道1号線ウォーキング観察会  アオバノキなど

2024-08-25 17:44:18 | 植物

今日は8月の定例観察会、「宇検中央林道1号線ウォーキング観察会」を行いました。午前8時にマングローブパーク駐車場に集合(写真1枚目)して、車に乗り合わせて林道入口へと向かいました。宇検中央林道1号線入口で、コース説明やストレッチ後、さっそく散策を始めました(写真2枚目)。赤く目立つゴンズイの実(写真3枚目)や林道脇にあったったチャボイナモリ(写真4枚目)やウリクサ(写真5枚目)などの花を観ていると、近くのコケの生えた法面を登っていったのは、リュウキュウアオヘビ(写真6枚目)でした。

林道を奥の方へと歩いて行くと、やがて開けた場所から奄美最高峰の湯湾岳(標高694m)を眺めることが出来ました(写真2枚目)。近くの地面でたくさんの群落を作っていたのはザクロソウで、小さな花をアップで観ると、とてもかわいらしい花でした(写真3枚目)。白い花を付けていたアマクサギには、同じように白っぽいアマミアズチグモ(写真4枚目)の姿も観られ、薄暗い谷間では、白く美しいツルランの花(写真5枚目)もたくさん観られました。そして下見の時はまだ蕾だったアオバノキ(写真6枚目)はたくさんの花が咲いていて、すでに散り始めていました。と、ここで急に大雨が降り出し、雨具を付けて待つものの雨は降り止まず、やむなく引き返すこととなりました(写真1枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 


おなかの白さ、くっきり  ツバメ

2024-08-24 23:13:57 | 鳥類

今日も雲は多いものの雨は降らず、ほぼ晴れました。住用川のそばを歩いていると、6羽のリュウキュウツバメが飛び回っています。そのうちの2羽が電線に止まりました。おなかが白く、一年中いるリュウキュウツバメではなく、渡りの途中で奄美に立ち寄っているツバメだと判りました。喉から胸にかけての赤茶色っぽい色合いも薄く、それをなぞるように胸にある黒帯も色が薄く、どうやら幼鳥のようです。奄美以北の九州や本州などで繁殖し生まれた幼鳥かと思われます。これからも南下の旅が続くので、充分栄養を付けて無事渡り切っていほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか雲やふうさりょんじゃが、あむぃや降らんてぃ、て~げ晴れぃりょうたが。住用川ぬぶちば、あっちゅたっとぅ、むうちぬマタガラスィ(リュウキュウツバメ)ぬとぅびもおとぅりょっと。うんうちぬたあち電線ち止まりりょうたが。わたぬしるかし、一年中うんマタガラスィ(リュウキュウツバメ)やあなんてぃ、渡りぬとぅきしわきゃ島ち立ちゆぅとぅんマタガラアスィ(ツバメ)ち判りょうたっと。ぬどぅら胸ちぬはーぶぇっとぅしゅん色合いだか薄かしゅてぃ、うれぃばなぞりゅんにし胸じあんくる帯だか色ぬ薄かあてぃ、て~げわーさんトゥリにししゅりょっと。わきゃ島ぬにし方ぬ九州んきゃ本州っきゃじ、まぁれぃたんわーさんむんち思われぃっと。なまらふぇ方ぬ旅ぬ続きゅんかな、いっぱい栄養ばちきてぃ無事渡り切ちほしゃんむんだりょっと。

 


見る方向によっても微妙に色合いが違う  ヒメカメノコテントウ

2024-08-23 17:13:13 | 昆虫

やや不安定な天気ながら、今日もほぼ晴れました。この間(8/19)の観察会下見の時のことですが、エノキグサを観ていると、1匹のテントウムシがいて、てっきりダンダラテントウだろうと思って数枚の写真を撮り、今頃になって画像を整理していると、どうも違うことに気づきました。調べてみると、背面の模様や色合いなどからヒメカメノコテントウと思われます。最初後ろから見たとき(写真1枚目)には、赤と黒に見えたのですが、茎に登り始め、前から見たとき(写真2,3枚目)には、やや黄色く見えました。見る方向に寄っても色合いが少し変わり、模様にも個体差が大きく、テントウムシの同定には注意する必要がありそうです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

なあり定まらん天気だりょんば、きゅうだかて~げ晴れぃりょうたが。こねだ(8/19)ぬ観察会しゃー見ぬとぅきぬくぅとうだりょんじゃが、エノキグサばにしゅたっとぅ、ちいちぬテントウムシぬうてぃ、きっとぅダンダラテントウじゃがち思てぃ、何枚ぬ写真ば写し、なま頃なてぃ写真ば整理しゅたっとぅ、たいがい違ゆんち思いかただりょっか。調ぶぇてぃにしゃっとぅ、くぅしぬ模様んきゃ色合いんきゃらヒメカメノコテントウち思われぃっと。初むぇくぅしらにしゃんとぅき(写真1枚目)にや、はーかとぅくるか、にゃあたんじゃが、しんちのおり始むぃてぃ、むぇーらにしゃんとぅき(写真2,3枚目)にや、なあり黄ーぶぇっとぅ、にゃあたっと。にゅんどろにゆてぃも色合いぬなあり変わてぃ、模様じも、うんむんうんむんにゆてぃ違いぬふうさんかな、テントウムシぬしじょば決めりゅんとぅきや、注意しらんばいかんかもど。

 


落ち葉を持ち上げるように出現  トビイロホウキタケ

2024-08-22 23:14:22 | 菌類

台風10号の影響か天気がちょっと不安定ですが、ほぼ一日中晴れました。南部の森の中で、久しぶりにトビイロホウキタを観ました。2房ほどで、大きい方は林床に溜まった落ち葉を持ち上げるように出てきていました。子実体は淡褐色で、先端の方は青灰色で先に行くほど白っぽくなっています。昨年の同時期にも、奄美大島のほぼ中央部の森林内で観ました。明るい色の多いホウキタケ属で、渋い色合いのこのキノコは、薄暗い森の中ではあまり目立たないようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ10号ぬたむぇだろ天気ぬなあり定まらんじゃが、て~げ一日中晴れぃりょうたっと。ふぇ方ぬ山ぬ中じ、まれぇまれぇトビイロホウキタば、にょうたっと。たぁ房あてぃ、ふうさんむんや地ち溜またん落てぃとぅん葉ば、むちゃげんにし、いじてっちゅりょうたが。子実体や淡褐色あてぃ、先や青灰色あてぃ先ち行きゅんほど、しるぶぇっとぅなとぅりょっと。くぅずぃぬ同じ時期にだか、わきゃ島ぬて~げ真ん中ぬ山ん中じ、にょうたっと。ひきゃるさん色ぬふうさんホウキタケ属じ、渋っさん色合いぬくんナバや、薄暗かん山ぬ中じや、あんましむぃ立たんにししゅりょっと。

 


モグモグタイムだったようだ  アマミトゲネズミ

2024-08-21 17:00:04 | 哺乳類

まだ夜も明けやらぬ薄暗い林道を車でゆっくりと走っていると、林道脇に現れたのはアマミトゲネズミでした。1kmも行かないうちに、4匹ものアマミトゲネズミに出会い、1カ所では2匹一緒にいました(写真1枚目)。普通なら、車のライトに照れされると、ピョンピョンと飛び跳ねるように逃げていくのですが、今日はなぜか4匹とも逃げずに、地面にあるものを拾うように食べています。食べているものが気になりますが、小さすぎて何かはよく分かりませんでした。それにしても、立ち上がるように両前足で持って食べる様子は、とてもかわいらしいものでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

まだゆもふぇらん薄暗かん林道ば、車しよおりよおり走っちゅたっとぅ、林道ぶちちいじてっちゃんやネィズィン(アマミトゲネズミ)だりょうた。1kmも行かんうち、ゆうちもぬネィズィン(アマミトゲネズミ)とぅおおよてぃ、ちゅとろじや、たあちまあじんうりょうたっと(写真1枚目)。普通あれぃば、車ぬライトとぅ照れされぃれば、ピョンピョンちぃとぅび跳ねんにし、ひんぎてぃいきゅんじゃが、きゅうやぬががぬ、ゆうちともひんぎらんてぃ、地なんてぃあんむんば拾ゆんにし、かどうりょうたっと。かどぅんむんや、ぬーかいち思ゆんじゃが、いなさすぎてぃ、ぬーがぬやあんまし分かりょうらんたっと。がしやしゅんじゃが、立ち上がりゅんにし、たあちぬむぇーあぎしむちかみゅんだっかや、むるもぞっさりょうたっと。