犬を飼ったらはじめに何をすれば良いのか、初心者さんにはあまり分かりませんよね。
私もはじめは分からず不安でした。
結論から書くと
マイクロチップを登録する
犬を飼ったら、その犬が自身の大切な家族の一員であることを証明したり、他人に迷惑をかけないようにするために行わなければならない義務があります。
ペットショップなどで購入した犬の場合はマイクロチップへの情報登録と装着が義務化されていますが、購入以外で飼うことになった場合には努力義務となっています。
専用のセンサーをマイクロチップを装着した部位にかざすことで飼い主の情報などが表示され、その犬が正式に登録されており、該当する飼い主の家族であることを証明できます。
万が一迷子になることがあっても飼い犬であることが分かれば、野良犬として保健所に引き取られてしまうのを防ぐことが可能です。
生後91日を超えた犬は一生に一度、登録をする必要があり、手続きを済ませると犬鑑札が発行されます。
装着は、獣医療行為となり、必ず獣医師が 行うので動物病院で装着できます。
ワクチンを接種する
狂犬病予防接種は年に1回行うことが義務となっており、動物医院や保健所などに依頼します。
接種が完了したら登録している自治体から、狂犬病予防注射済票の発行を受ける義務があります。
犬鑑札と狂犬病予防注射済票は犬に装着する義務があり、首輪に付けるなど何らかの方法で分かるようにしておく必要があります。
混合ワクチンは義務ではない
狂犬病予防接種が人間に対して噛みつくなどの症状を予防する一方で、混合ワクチンは犬同士が噛みつくのを予防するためのもので法律では義務ではないことから任意で摂取するものです。
ワクチンやマイクロチップを拒否した場合の罰則
各種の登録を済ませていない、マイクロチップまたは、犬鑑札の装着、狂犬病予防注射済票の装着をしていなかった場合、その犬は捕獲、拘留の対象になるか、飼い主に20万円以下の罰金が科さられることがあるため、犬を飼うことを決めたなら速やかに各種の手続きを済ませたいところです。
大半のケースではここまで行えば問題がありませんが、自治体によってはマイクロチップと犬鑑札の両方の装着が必要だったり、公共の場で散歩をする場合にはリードの装着が義務付けられているケースもあり、事前に確認しておくのがおすすめです。
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