猫の去勢手術は、特に病気と言うわけではないので必須の手術では無いです。 では何故高額の実費を払ってまで受ける必要があるのかと言うと、幾つかのメリットがあるからです。 そして逆に去勢してしまう事で、デメリットも存在します。
そこでこれから猫の去勢手術をするかしないかを考えている人に参考になると考えるので、猫の去勢手術のメリットとデメリットを紹介します。
猫を虚勢するメリット
猫は繁殖期になると、発情中のメスとすれ違うと妊娠させたい本能が働いて、それに抗う事は難しいです。
脱走をして事故や病気を防ぐ
ならば発情したメスがいない状態で室内で飼っていれば問題ないと考えられる人もいるかもしれませんが、オス猫は発情している雌猫を本能で探して外に出たがるだけでなく 、脱走して帰って来なくなったり事故に遭うリスクがあります。
精巣腫瘍の予防
また高齢の猫の場合は、精巣を残しておくと当然ですが精巣腫瘍を発症するリスクが上がって行きます。そのため猫の精巣癌を予防する観点でもメリットがあります。 また猫はある時期まで成長すると、発情する雌猫を探す本能があるのですが、その性欲を抑える事でストレスを感じ始めます。自宅の室内で飼っていれば、 望まない妊娠は避けられますが、その代わりにストレスによって性格が攻撃的になります。
オス猫がケンカしない
2匹以上の去勢をしていないオス猫を飼っていたら、頻繁に攻撃的になって喧嘩を繰り返したり、部屋中でイライラを発散するために物をひっかきまわします。 去勢する事で発情したメスを求めなくなるので、その点のストレスを感じなくなり大人しくなるメリットがあります。 それ以外にも猫は発情したメスにアピールするのに、頻繁にマーキングを行うのですが、その回数を減らす事が出来ます。
猫を虚勢するデメリット
猫の子孫を残せない
猫を去勢するデメリットは、精巣を取っちゃうので子孫を残せなくなる事です。 猫ちゃんはそんなことを、どこまで分かっているのか知ることができませんが 飼い主によってはそのことが気になる方もいるのではないでしょうか。
太りやすい
それ以外にも発情した雌猫との生殖活動をしないため、エネルギーを持て余してしまい太ってしまいます。 肥満になると、糖尿病などの肥満病になるリスクが増します。そして去勢手術を行う時には全身麻酔を使うので、麻酔で死んだり障害を起こすリスクはあります。
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