1年の始まりは1月1日ですよね。疑問にも想いませんでしたが、紀元前8世紀頃のローマで使われていたとされる「ロムルス暦 」では、月は10しかなく、農業をしない冬の期間には月日が割り振られていなかったとのことです。当時の1年の始まりの月は3月だったようです。その後、1月と2月が追加されたことから、最終月の2月で閏年の調整がされているのですね。
現在の暦は「グレゴリオ暦」です。ローマ教皇グレゴリウス13世が「ユリウス暦」の改良を命じ、1582年10月15日から用いられている暦法です
日本では、明治の初めまでは別の暦を使っていましたが、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)として、グレゴリオ暦が導入されました。日本においては、このときから、現在の1月1日が1年の最初の日になったのです。
1年の始まり、新たな気持ちでスタートしましょう。