アメリカの第82回ゴールデン・グローブ賞で、真田広之さんがプロデュース・主演を務めた「SHOGUN 将軍」が、作品賞を受賞したというニュースが流れました。
将軍とは、大きな軍隊を指揮する官職・称号の一つですが、日本の歴史では「征夷大将軍」という言葉がお馴染みです。
征夷大将軍は朝廷における役職の1つで、元々は東北の「蝦夷(えみし)」を討つために集められた軍隊の指揮官の役職でした。797年、坂上田村麻呂による蝦夷討伐で桓武天皇から称号を与えられたのが始まりとされます。その後、鎌倉幕府は9代、室町幕府は15代、江戸幕府は15代の将軍が任命されました。
戦国時代や武士といった日本の歴史・文化がアメリカの人々にどのように受け止められているのか興味のあるところです。異文化の人々に高く評価されることは嬉しいことですね。