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初めてブログを書いてみました…

農耕の始まりは「肥沃な三日月地帯」

2025-01-13 08:28:00 | 日記
 スーパーの野菜の価格にびっくりしています。一時期キャベツ一玉が1,000円を超えたところもあるようです。農業は自然を相手にする大変な仕事で、気候によって価格が左右されることはしかたがないことですが・・・。

 農耕の起源については不明な点が多く分かっていませんが、西アジアから東地中海沿岸にかけての「肥沃な三日月地帯」と言われている地域で食糧生産が開始されたようです。現在のイラン・イラク・シリア・ヨルダン・レバノン・イスラエルにまたがる、レヴァント地方です。およそ紀元前9500年頃の新石器時代に、エンマーコムギ、ヒトツブコムギをはじめ、オオムギ類、エンドウマメ類などの初期作物が収穫されていたそうです。

 近年、地球規模で平均気温が上昇する地球温暖化によって、農業現場では収量減や品質低下など影響が生じています。農業に携わる方々の苦労を考えつつ、大切な野菜をおいしくいただきたいと思います。

アメリカ・ファースト America First

2025-01-12 08:34:35 | 日記
 「アメリカ・ファースト」。この言葉を連呼しているドナルド・トランプ氏がもうすぐ大統領に返り咲く。このアメリカ第一主義の政策によりどのような影響があるのか・・・。

 クリストファー・コロンブスがヨーロッパから大西洋を横断し、アメリカ大陸周辺の島であるサン・サルバドル島に到達したのは、1492年10月12日。しかし、コロンブスは自身が上陸したのはインドだと誤認していました。
 アメリカ大陸が新大陸であるという事実を発見したのは、イタリアの地理学者・天文学者アメリゴ・ヴェスプッチです。 1497年から1502年まで3度にわたって大西洋を横断し、大西洋の先にあるのはアジアではなく新大陸であることを指摘しました。 これにより、当時の先進国にとってアメリカ大陸の存在は既知の事実となったということです。この「アメリゴ」の名前から「アメリカ」という名称が定着したとのことです。
 その後、多くの航海者がヨーロッパからアメリカ大陸へと渡り、ヨーロッパ諸国によるアメリカ大陸の植民地化が進んだことは言うまでもありません。

 超大国となった現代のアメリカの動向を全世界の人々が注視しています。自己の利益を第一に考えることが、人々の幸せにつながるのでしょうか。

人類のウイルスとの闘い

2025-01-11 09:52:57 | 日記
 インフルエンザの患者数が、統計を開始した1999年以降最多になったと厚労省が発表しました。新型コロナウイルス対策でしばらくインフルエンザが流行しなかったことで、免疫が低下しているそうです。

 世界史上に始めて記録されたのが紀元前400年頃の古代ギリシャで確認された感染症で、古代ギリシャの都市国家アテナイで確認された事から、この感染症は「アテナイの疫病」と呼ばれていますが、この感染症によってアテナイの人口の4分の1が死亡したとされています。現在ではこれは天然痘だったのではないかと考えられています。天然痘は人類が根絶した唯一の感染症です。
 古代エジプトの王ラムセス5世のミイラの顔には天然痘の痕があったといいます。亡くなったのは紀元前1157年なので、3000年以上も前から人類は天然痘ウイルスに苦しめられていたことになります。

 昨今は新型コロナウイルス対策でマスク・手洗いを徹底してきましたが、やはり予防対策疲れで気の緩みがでているのではないでしょうか。ウイルスとの闘いは続きますが、基本の対策を徹底していきましょう。

SHOGUN 将軍

2025-01-10 09:21:01 | 日記
 アメリカの第82回ゴールデン・グローブ賞で、真田広之さんがプロデュース・主演を務めた「SHOGUN 将軍」が、作品賞を受賞したというニュースが流れました。

 将軍とは、大きな軍隊を指揮する官職・称号の一つですが、日本の歴史では「征夷大将軍」という言葉がお馴染みです。
 征夷大将軍は朝廷における役職の1つで、元々は東北の「蝦夷(えみし)」を討つために集められた軍隊の指揮官の役職でした。797年、坂上田村麻呂による蝦夷討伐で桓武天皇から称号を与えられたのが始まりとされます。その後、鎌倉幕府は9代、室町幕府は15代、江戸幕府は15代の将軍が任命されました。

 戦国時代や武士といった日本の歴史・文化がアメリカの人々にどのように受け止められているのか興味のあるところです。異文化の人々に高く評価されることは嬉しいことですね。

鉄を制するものが天下を制する  

2025-01-09 12:59:37 | 日記

 ニュースで、「日本製鉄」によるアメリカの鉄鋼大手「USスチール」の買収計画について報道されています。

 「鉄を制するものが天下を制する」という言葉があるようですが、古代の製鉄技術といえば「ヒッタイト」。

 ヒッタイトは、紀元前18世紀からアナトリア北部のハットゥシャを中心とする王国を作った古代の人々です。  

 人類史上初めて鉄を材料とした道具を開発した人々で、他の民族や国が青銅器しか作れなかった時代に、高度な製鉄技術を持ち、その王国は鉄を使った圧倒的な力でメソポタミア周辺地域を支配しました。その製鉄技術は当初独占的に守られていたそうです。

 日本の鉄鋼技術は世界に誇れるものということです。

 鉄は現代では欠かせないものですが、どうか世界の平和のために使ってほしいものです。