今日は一服屋のお店の中について、ちょっとだけ書かせていただきます。
店内中央のシャンデリアに目をとめられたことのある方、いらっしゃいますか?
あのシャンデリアは店主が長年憧れていたミューラー工房のもの。
お店を始める際に店主が「どうしてもミューラーをつけたい」と長年の夢を叶えて、購入したものなのです。
ミューラー工房はフランスで1900年前後にライティングやランプシェードを作っていたガラスの工房です。
その頃のフランスにはガレやドームなど有名なガラス工房がいろいろありますが、やはりそれなりにお値段も高め。
ミューラーなら何とか手の届く範囲でしたし、何かのご縁で一服屋に来ることになりました。
ガラスの微妙な色合いもさることながら、アイアンの部分のチェリーのような飾りも素敵です。
電球は普通のねじ式の電球ではなくて、かちっとはめ込むタイプの変わったものなのですが、取り替えるときけっこう力をかけなくてはならなくて、何かの拍子にガラスの部分を割ってしまうのでは・・・といつもこわごわやってます。
目下の心配は、大きな地震が来たら落ちてしまわないかということ。
なんとか持ちこたえてほしいものです。