ブラジルの「DIAMANTINO]という雑誌の記事から。
融資を受けられないから今年は「肥料を使わない」
農業大国ブラジルを支える農家が悲鳴を上げている。
近年の穀物価格高騰の影響を受けて、肥料の価格は依然として記録的な高さ。これに追い討ちをかけるように9月以降、ブラジルの貸付業者が農家に対して融資を渋るようになった。
資金不足に陥った農家は、肥料を買う金すら工面できず、収穫が始まっても次の播種前に使う肥料がないという状況だ。
<中略>
「ディアマンティーノの30万haの大豆畑のうち、今期は20%の農地で肥料が使われていません」
このやり方では1haあたり30%ほどの収穫量が落ちるが、ほかに方法はないのだという。
引用以上↑
今日のタイトルは「肥料を使えない」としましたが正確には「肥料を買えない」です。
これはブラジルに起きている金融の話です。
アメリカの金融危機のあおりを受けてブラジルの貸付業者の金繰りがうまく行っていないということでもあります。
アメリカの金融危機は世界中で思わぬ影響が出ているものですね。
日本は輸入農産物たくさん買っています。
肥料価格高騰の影響はどう出るのでしょうか。
国内農業も肥料価格高騰は大きなコストアップ要因です。
国際的に眺める目も必要ですね。
追伸
テンプレートをシンプルなものに変えました。
気分で変わります。
