市川稔の米(マイ)情報

温暖化 コシヒカリ絶滅の危機

一般の週刊誌にしては異例の12ページ特集です。
読売ウイークリー

日本の平均気温が上がっているのをデータで示しています。

特に九州での温度上昇は米作りには適さない温度帯になっています。
高温障害で1等米の比率が極端に低い。
2006年福岡県では1等米がたったの5,6パーセントだと紹介している。

一方、北海道米の評価が上がっていると書いている。

小生に言わせれば、ホクレンの戦略勝ちであって単純に温暖化の影響だけではない。
大手の外食や中食の企業と取り組んだことも安定販売先だし、道内消費の道産米比率をこの数年で極端に上げることに成功したことも大きい。

新潟の実情についても書いている。

小生のようなこの分野の専門家から見れば当たり前のことだが、なにも知らない(あたりまえですが)普通の人には新鮮に見えるのではないか。
記者は短時間でよく勉強したと思う。

新潟コシヒカリ人気凋落もそういうこともあるかも知れない。
新潟がコシヒカリを一般の人(お客様)に分からないようにコシヒカリBLに変更したことにも一因あるのではないかとも書いている。

この問題は切り替えるときに小生もこのブログでも異論を述べた。

温暖化の影響は様々な分野に影響を及ぼす。

米作りの適地も変わった。九州や西日本は高温に耐える品種に変えないと難しいだろう。

また、作る人の技術で大きく差が出ることも指摘しておきたい。


地球温暖化、世界の農産物、水産物、日本の自然環境の変化、これからの見通しなど常に情報を捉えておく必要があると思う。

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