春に出荷契約をしているのでJAに出荷しなければならない生産者も多い。
7千円という数字にショック受けた生産者。
新潟は加算すること3千円ということに。
3千円でも資金を用意するのは大変なことだと思います。
新潟コシヒカリ内金1万円。
前年比▲5,000円。
平成11年は19,000円であった。18,000,17,500、16,000、15,000になりとうとう10,000に。
他県産との価格差を少なくしないと売れ残る。
作付けも過剰である。
年度内に売り切るという方針を立てています。
魚沼の内金は▲2,000円の20,000円だけど、現場ではそんな価格では米は集まらないだろう。あそこだけは別格だ。
しかし、それも長くは続かないと小生は観る。
それにしても新潟の危機感が伝わってきます。
もう何年も売れ残っているのですから仕方ありません。
JAS法のおかげで一時的には売れましたが、その後は「新潟コシヒカリ」でなくとも十分美味しいという評価が浸透してきたのではないでしょうか。
今週月曜日発売の「読売ウイークリー」にはコシヒカリ絶滅の危機という大特集を掲載しました。
温暖化の影響で適地が変わってきているのです。
ある専門家に言わせると、新潟コシヒカリの糠層がこの十数年でかなり薄くなったとか。
小生に云わせれば、ほとんどの米は精米し過ぎ、いわゆる過搗精になっている。
新潟コシヒカリは過搗精したらかわいそう。
さて、話しを戻します。
各地で説明会開催しているようです。
内金ショックは当分続く。
われわれ、プロも幾らで買うのか真剣勝負。
わたしの会社では取扱米のほとんどが契約栽培。
信頼関係、長いお付き合いを前提としています。
おそらくアウンの呼吸で行けるのではと思っています。
一般相場はどうなるか?
注目の新米商戦が始まりつつあります。
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山縣 敏史
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