中選挙区時代に「人」を選ぶことに慣れていますから、小選挙区の「政党」を選ぶという変化に対応しきれていない面が見えました。
自民党の政策に郵政民営化を掲げていたのに、法案に反対した自民党の議員は、解散などできっこない。公認をもらえないなど、考えても見なかったことでしょう。
まさかという「坂」があったのです。
郵政民営化という象徴的なコトを争点にしました。
国民は、大きな政府より小さな政府を選んだのでしょう。
小さな政府とは、個人の力が発揮しやすい、自由な社会である反面、弱肉強食社会でもあります。
国際社会で日本が生き抜くには、アメリカ型社会の仕組みを取り入れることも必要ですが、これは、多くの国民の小さな幸せを考える時、難しい舵取りになるだろうなぁという感想を持ちます。
小生は郵政民営化は賛成です。
道路公団民営化、大賛成です。
そういう部分と、老後の生活資金を賄う「年金」問題とは分けて考える必要があります。
保険形式では無理があります。
無年金者が大量に出る社会はホームレス激増になってしまう。
ここは強制的に年金は徴収する方が良いと小生は思います。
しかし、民主党に頑張ってもらわないと2大政党にならないので、バランスが取れないですね。
民主党のマニフェストには、農業者への直接払い「1兆円」と書いてあります。
米の強制減反廃止。米備蓄300万トン。
高速道路も無料にする。(官営にするということですね)
これもかなり現実離れしていますよね。
次の解散までには、もう少し現実的になっているでしょうか?
自民党圧勝になると、民主党にも頑張って欲しいと思ってしまうのです。
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大藤 政司
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