新しい学校に入学したとき
初めて仕事を持ち社会人になったとき
結婚して新しい家庭を持ったとき
新しい節目をどう生きるか、どう活かすか。
年が変わるときも気持ちを新たにできます。
小生は1952年製なので56歳になりました。
60年代、70年代は高度成長時代でありました。
映画ALWAYS三丁目の夕日の設定は昭和33年(1958年)であります。
東京タワーが建設された年でありました。
今年は50周年。
小生は東京タワーに深い思い出があります。その昭和33年出来たばかりの東京タワーに幼稚園の遠足で行ったのでした。
記録によれば完成は昭和33年10月14日。
乏しい記憶をたどるとおそらく完成直後だったと思う。
それが唯一母との旅行の記憶なのです。
それから半年後の昭和34年4月に母は天国に行きました。
小生は6歳と4ヶ月でありました。
昭和で言うと、30年代、40年代、50年代は高度成長期でありました。
国民みんなが今日より明日の方が良くなる。
今年より来年はもっと良い年になる。
なんとなくみんなそういう思いでいたのでしょう。
景気拡大とバブル経済の境目が分からなくなりました。小生もその一人でした。
膨れた風船がいっぱいいっぱいになってバンと弾けたのでした。
その時はバブル経済が弾けたらどうなるか見当も付かなかったというのが実情でしょう。
打つ手が遅れて後に「失われた10年」とか言われました。
あれから日本は大きな曲がり角に。
今年より来年の方が良くなるという雰囲気がなくなったのです。
来年はもっと大変なことになる。
将来に対して不安がある。
政権を見ても分かります。
政権発足時は期待感で支持率も高い。
そう、期待感なのです。
そしてすぐに現実になり失望となって支持率は下がる。
小泉内閣の5年間は改革という言葉に期待感を持たせることに成功し国民を引き付けていましたがその後がいけません。
現状では総選挙を行えば民主党中心の政権になる可能性がかなり高いようです。
これもまさに期待感だろうと思うのです。
きっと、政権を取れば現実になりボロボロになってしまう可能性が高いと小生は予測します。
政治が安定していないと国民も安心できない。
残念ながら民主主義という点ではアメリカの方が進んでいるようです。
一般国民は少なからず「時代」というものに翻弄されながら生活している。
たとえば、現在年齢で25歳くらいから35歳くらいまでの若者が世の中に出るときは就職氷河期で正社員になるのは大変だった。
フリーターや派遣社員で生活費を稼いでいる人が多いのです。
一方、団塊世代以上の方々、特に65歳以上で長く会社勤めや公務員などをしていた人々は実に裕福です。
日本の個人資産のほとんどがこの世代が保有していてしかも大都市に集中しています。
格差問題はひとつには世代間の格差とも言えます。
さて、来年はどうだろうか?
平成21年、西暦2009年はどんな年になるのだろう?
残念ながら全体像としては経済的に極めて厳しい年になるだろう。
そんなときになにができるか?
不動産価格も下がる。
賃貸店舗も空きがたくさんでるだろう。
国内農業も見直されるだろう。
真に価値ある商品しか支持されないだろう。
低価格は支持されるが「安かろう悪かろう」食品では不味かろうでは支持されない。
企業経営、商店経営、農業経営でも同じ。
集中と選択。
小生の会社でも30日仕事納めの最後に会議を行い方針を確認した。
常に変わり続ける必要がある。
リセットして作り直す必要がある。
Reモデルが必要だと思う。
来年は良い年にできるように努力しましょう。
追伸
初詣に思う。
神社(偶像の神)に向かって「お願い」してもだめですぞ。
神社に行き、自分の中に向かって誓いを立てるのです。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事