小生の愛読書でもあります。
その中に渡辺昇一先生の連載で「歴史の教訓」というページがあります。
本質をずばりと斬りこみ読んでいて痛快であります。
8月号もおもしろい。
「自由主義の行き過ぎなどと混同してはならない。現状の根源はインチキである。」
こういうタイトルです。
たとえば、
アメリカが世界中を巻き込んだ「サブプライムローン」に端を発した世界金融恐慌など、本来貸してはいけない人に高利で貸し付けたことにある。
超高リスクの商品を証券化し、優良のローンと混ぜて分からないようにし、リーマンのような高率歩合のセールスに売らせた。
要するに資本主義云々ではなくインチキが横行した結果だという主張です。
なるほどと合点したのであります。
あらゆることに云えるわけで、インチキかまともか。
世の中には悪い奴もたくさんいる。
悪い奴ではないが悪いコトをしている奴もたくさんいる。
それらを見抜く目を養うことが極めて大切なんだということでしょうか。
本質を見抜く目ですね。
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