ご存じのように国の役所です。
各省庁は年度ごとに「予算」を獲得しそれを一年ごとに消化というか使って行きます。
小生の関係では農林水産省。
お米は税金使うからねぇ。
2770億円!
水田活用の直接支払交付金
新国立競技場を半世紀ぶりに建て替えるのに2500億は高すぎると猛批判を浴び撤回した。
比較すべき対象ではないかも知れないが、金額が似ているので・・・
こちらは毎年です。
平成27年度概算要求の概要(飼料米関係等)
巨額の補助金(税金)で飼料米に誘導し・・・
2015年産は生産調整初めてうまく行ったとか?
7月の段階で飼料米作付けは79,000haまで積みあがったそうです。
日経 コメ生産目標、15年産が初めて達成へ 供給過剰を解消
生産調整初めて成功みたいな。
税金投入して初めてじゃ喜んではいけない。
繰り返しますが、水田活用ということで、自給率を上げる(飼料米)ということで2,770億円ですよ。
落ちる需要を落ちないように、需要を刺激する政策に使ってもらいたいよ。
一部でも良いので。
生産は自由。
儲かる作物を作る。
採算取れる作物、売り方。
ちなみに、
農水省の16年度の概算要求は前年度比14.8%増の2兆6497億円に達する!
税金投入は役所が焼け太りするだけだ。
このブログは米生産者の方も見てる人多い。
この政策は「悪魔の政策」です。
エサ米の収量上げればお金がもらえる。
これは「緊急避難」として考えておかないといけません。
これが「あたりまえ」になる恐ろしさ。
でも、たった79,000haでこの天文学的な金額です。
ジョーシキで考えて続くはずがありません。
生産者は自分の「顧客」「得意先」を持つことがなにより大事です。
「売り先」を確保してから「生産」を計画するのです。
2年後、3年後、5年後に
そんな政策あったねぇ
となると思います。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事