市川稔の米(マイ)情報

新年を迎えて

1月1日という日はやはり特別なものです。

個人的には昨年2月に父が旅立ったので喪中しています。

昨年は「政権交代」という大きな出来事がありました。

日本は世界第二位のGDPになってからかなりの年数になりますが、その座がいよいよ怪しくなりました。
日経ビジネスより

中国の成長率がハイペースなので今年(2010年)にも追い越されるという試算だ。

人口は日本の10倍以上あるので一人当たりにすれば比較にもならないが、総額では追い越す。

日米欧という地域が世界経済を牽引してきたが、明らかに分散してきた。
中でもアジアが大きい。

日本も内需、内需と言っているが「アジアは内需」というくらいの発想の転換が必要ではなかろうか。

韓国はEUとFTAを実現する。
これも驚異的なことだと思う。
日本とASEANは08年からFTA発効しているが、本日から韓国とインド発効。
中国とASEANは関税9割撤廃。韓国とASEANは8割撤廃。
ASEANは日中韓、インド、豪州、ニュージーランドとそれぞれFTAやEPAを結んだ形になるという。
これら16カ国の08年の名目国内総生産(GDP)は世界の23%。人口は32億4000万人で5割に達するという(日経新聞より)

日本の政治が内向きになることに危機感を覚える。

「国民の生活を守る」のは国が国民から借金(国債)した金をばら撒くことではない。

企業活動を活発にし世界中で活躍することだ。

日本しかない良さというものを世界中に発信して行くのだ。

企業活動の領域を世界中に広げる。
大企業はそうするべき。

小生の会社の領域は国内だが、日本の食文化は巨大マーケットの中国でもきっと評価されるに違いない。

いつかそんなことにも関わる日が来ると予感している。

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