「業態」
というものがあります
米屋は業種
販売する手段や形態のことを業態といいます
インターネットを活用して販売する手段
ECといいます
ECで扱う商品のひとつがお米という捉え方
あるいは、弊社の直営店の場合、生産者の情報を全面に出し、
栽培方法やこだわりなどをウリモノにし、玄米で量り売り
これもひとつの業態です
弊社は「コメビジネスの企画提案企業」とずっと云ってます
ちょいと大きな話しというか話題
かつて、日本の総合小売業では優等生といわれ、
バブル崩壊後も投機とかしていないし、不動産所有にこだわらず、盤石経営
所有ではなく利用
堅実経営、財務内容もとても素晴らしく
模範企業でありました「イトーヨーカ堂」
それが今や閉店ラッシュ
セブン&アイは傘下のそごう西武を売却したばかり
今度はというか、かなり前から総合スーパー業態は調子悪く
東京出身なので関東地方に店舗は多い
GMS,総合スーパーというのは日本独特の「業態」であります
調べるとこのように出て来ます
「General Merchandise Store」の頭文字を取った言葉で、日本語では「総合スーパー」と訳される。 食料品や日用品をはじめ、衣料品・実用品などを総合的に幅広く取りそろえ、セルフサービス方式で販売する小売業態のことを指す。
1階か地下に食料品売り場があり
日用品もたいてい揃う
肌着や普段着、子ども服も販売
当初は家電もあり
おもちや売り場もあった
軽食店もあり最上階には総合食堂があったり
屋上にはミニ遊園地なども
都市部にしかない、百貨店形式の日常版とでも言いましょうか
日常の買い物で利用する店
大きなひとつの建物でたいていのものが揃う
店舗が充実していない時代は重宝されました
特に地方では
生活がだんだん豊かになると
品揃えに満足しなくなり・・・
専門量販店が郊外に出来るようになり
洋服専門店、スーツ専門店
家電量販店
ニトリのような日用品専門店
食料品もそれぞれの地域で力をつけた食品スーパーが台頭し
総合スーパーの食料品売り場が負けるようになった
かつて、売上高日本一誇ったダイエー
凋落した時にオーナーが語った一言よく覚えています
「なんでも売っているが欲しいものがない・・・」
自ら興した店をそう表現するわけだから
そう、
業態として時代に合わなくなったのです
巨大企業になると方針変更も並大抵ではない
店舗閉鎖するわけだから余剰人員が出ます
これから、すでに始まっている
業態を時代に合わせて変えてゆく
GMSは街のシンボル的存在だったから閉店すると街が寂れてしまう
中小はそういう意味では小回りが利くのでやりやすいと思います
それにしても大変だ・・・
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