南九州の新米が店頭に並び始めました。
東京、神奈川の大消費地に次に出回るのは千葉、茨城、埼玉など関東もの。
27年産の主食用米は作付面積の減少やエサ米への誘導などで必死に需給を締めようとしてきました。
エサ米政策は数年で破たんします。27年産の水田対策でおよそ2500億の税金投入しています。
問題になった新国立競技場の建設費と同じ。
国立競技場は半世紀ぶりの建て替えですが、水田対策は毎年でしかもさらに増やそうとしている。
これ以上の金額になれば全体予算として許すわけがない。
この話はまた別の機会に。
小生の主張は「出口戦略」いわゆる消費を伸ばす、減らないようにすることに力を入れるべきというものですが、
エサと違い、人間に強制的に食べさせるわけには行きません。
小生の会社では微力ながら「ごはん消費拡大」に貢献したいと思っています。
関東ものの新米がもうすぐ出回ります。
JAが概算金を引き上げると言っているので相場は昨年より高値でスタートするでしょう。
その後の相場は不透明なので在庫抱え込むのは控える業者が多いのでは。
早場地帯では他の産地が出る前に「売り逃げ」に徹する集荷業者多いのでは?
8月4日まで全国の真夏日、猛暑日の記録。
各地の気温の傾向が分かりますね。
内陸部の埼玉は群馬は突出しています。
千葉は海が近いので以外と猛暑日は少ないが連日真夏日。
中部地方なども高温。
全国的に注意が必要。
水がたっぷりあり流せる田んぼは「水をかける」と言いますがそうやって高温対策するプロ生産者もいます。
今や、冷害という単語を聞くことがほとんどなくなり・・・・
日本の米作りの歴史は北限への挑戦でありました。
が、
現在では「暑すぎる夏」対策で高温に強い稲の開発が進み、九州などではさかんにそういう米に入れ替えました。
関東ではまだそういう動きは少なく。
関東早場米や埼玉の米、群馬の米などは真っ白になる確率高いと予想されます。
高温障害でいわゆるシラタが多い米。
2等米、3等米、そして等外も出る可能性高い。
そうならないことを祈るばかりだが・・・
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