12日の土曜日は「真っ昼間市」というイベントもあり、ごったがえすという表現がぴったりの混雑ぶりでありました。
市場での店頭に立つと、街の声というものがよく分かります。
食品市場なので「食」の分野でのことですが、フツーの人々がどんな考えでいるか、いろいろなお話を伺う中で見えないものが見えてきます。
通常は「セルフサービス」方式の販売が主体ですね。
買う側は「自分の頭で考える情報」と「価格」とかをにらめっこして判断します。
そこには「知っているか知らないか」ということが大きな要因になります。
対面販売の場合は、そこで専門情報を話すことができるし、買う側も知らなかったことを知る良い機会にもなります。
たかが、コメのことでも同様です。
「安くなれば買うのか?」
売る側からすると、安くすれば売れるという妄信にハマっていると思う。
恐怖心とでも言って良いかも。
大手スーパーのチラシを見ればよく分かる。
それしか出来ない。
それしか分からないのだろう。
価格はものすごく重要な要素であるがすべてではない。
食べ物で言えば、
美味しいのか美味しくないのか?
美味しいものを求めているのか?
美味しいものは求めていないのか?
知っているコメ情報の中で選んでいるのではないか?
どういう違いがあるのか分からないのではないか?
安心なものを求めているのでは?
安心できるものを求めているのでは?
安さを求めているのか?
小生思うに、
買って満足するかどうか?
そこが重要ではないかと。
これは、コメに限らずおむすびでもなんでも当てはまります。
判断基準はそれぞれ異なります。
売る側、提供側の強烈なメッセージが伝わらなければ買う側も選びようがありません。
売れない理由を並べよと言えばいくらでも出てくる。
ならば、売れるようにするにはどうするか?
答えは現場にある。
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