新米もほとんど出揃って来ました。
炊飯試験、食味試験も毎日のように行っています。
高品質米、食味の良い米、高級米がほとんどの小生の会社では、どれを食べてもうまい。
美味しいと言っても差はあります。
小生思うに、
最近のIH炊飯ジャーは炊き分けとか、モードがたくさんあり、品種で炊き分けまで出来るという炊飯器まで現れ。
圧力をかけるタイプが主流ですね。
ふっくら、モチモチになる。
これは、低品位米には効果的(いわゆる、ぼそぼそしたまずい米)だが、高級米には合わないと思う。
どれも、同じような炊きあがりになり。
米粒と米粒がくっつくというか、炊きあがりご飯に「つぶつぶ感」がなくなる。
もっちりというか、べったりというか。
食味計(静岡製機)の食味値86のコシヒカリ。
85を超える米はほとんどない。
自宅で朝炊いてみた。
もちもち、べたべたが強く。
せっかくの一級品が泣いていると思えた。
同じ米を会社の事務所で「土鍋」で炊いてみました。
300gの白米、水395g(米の1,31倍)
(白米1に対して1,38倍で炊くのが標準らしい)
総重量で量るのがコツ。
風袋引いて、米と水で695g
30分ほど浸漬させて(小生は60分浸漬させた)
ガスコンロで中火から強火の中間(ガスコンロによってカロリー違います)
15分から17分。
火力により変わります。炊飯量によって土鍋の大きさによって変わる。
1分の違いでおこげが作れます。
火加減の必要はなく(何度かやってコツ掴んでください)、15分~20分そのままにして蒸らせば出来上がり。
事務所のスタッフに食べさせた。
こちらの炊き方の方が断然美味しいと。
一流の米は土鍋で炊くと更に真価がよく分かります。
水加減

炊き上がり

土鍋
