牡蠣礼讃
という本を読みました。
牡蠣の養殖生産者が書き上げたものです。
ひとつのことに打ち込むことの素晴らしさを垣間見ました。
知恵と努力。
品質の良いもの、安定したもの、安全なもの、ビジネスとして儲かるもの。
そして環境への配慮、維持に対する行動。
森は海の恋人
山に木があり森となる。そこの広葉樹などがミネラル分になり川に注ぐ。
たとえば1千kmの川が河口では1kmになるので川を綺麗にする必要がある。
食物連鎖の話しでも、
1kgの魚が生まれるには10kgの小魚、その餌に100kgの動物プランクトン、さらにその餌に1000kgの植物プランクトンが必要だと説く。
日本人が近海魚のおいしい刺身を食べられるのは、山には森があり、その豊富なミネラル分を含んだ川が海に注がれているからなのですね。
この美しい日本の景観にはそういう意味合いがあるのです。
そういえばシチリア島の海は海の色が違った。
山には木がほとんどない。
雨も少ない。
今一度、日本という地理的条件の有難さと環境を維持するための知恵と行動を起こさなければならないと思うのでありました。
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