市川稔の米(マイ)情報

米消費拡大

米緊急対策のおかげかわかりませんが、今年に入り市中の玄米相場が高騰しました。

生産農家が昨年収穫した玄米を持っていて市中に販売すれば高く売れるでしょうが手持ちの米など契約米を除けばほとんどありません。

また、大手のスーパーや外食、コンビニやほか弁などの業務用米もまったくといってよいほど値上げの動きなどありません。

米緊急対策効果で市中の玄米相場は上昇したが消費者も安いまま、生産者も秋の価格で販売。

高い米は誰が買っているのか?

契約米以外の米を買わないと商いができない米会社ということになります。

生産者は相場上昇の恩恵を受けていない。

中小の米会社は米相場高騰でも値上げできないで損している。

政府米の役割とはなにか?

秋に買った新米をこの時期に政府は売り出しました。

多額の売却益がでました(業界通によると前回の売却だけで200億円の益とか)

生産者も恩恵受けていない。

一生懸命販売している米会社も損している。

儲かったのは政府というのでは話がおかしくないか?

米消費拡大に金を使って欲しい。

需要を喚起しない限り縮小してしまう。

新規用途とか他用途とかでなく本来の米食を喚起しなければ。

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