市川稔の米(マイ)情報

食料自給率から考える

農水省は食料自給率を発表しました。


5年連続で39%


一般的な捉え方として、

へぇ~、4割弱しか自給していないのか~


そう、思ってしまうのではないでしょうか。


農水省 自給率


世界広しといえどもカロリーベースで自給率を出しているのは日本だけとか。

報道も39という数字が独り歩きしてしまう。

NHK


批判を受けて最近は金額ベースも出すようにしている。

それによれば、金額ベースでは64%とか。


なぜ、カロリーベースで発表してきたか?


こういう見方もある


簡単に言えば、予算をぶんどってくるのに大義が必要だからだ。


人間様が食べる米が減っている。


人間(日本人)に無理に食べさせるわけにはいかないが、家畜なら文句言えないので食わせてしまえ。


カロリーベースの数字が低いのは、家畜に食べさせるエサは輸入が多いので数字を再計算しているからなのです。


わが国のとうもろこし輸入は毎年1200万トンから1600万トンにもなるそうだ。

国産の米は玄米ベースで800万切っているのでその量の多さが分かる。


国内生産の米をエサ用にすれば10aあたり10万以上補助金出すなどという政策を行っている。

これだけではないが、国内水田対策費用はH26年度で2500億に達するそうだ。


単年度の数字です。


自給率を上げるには国産米をエサにまわせば数字を変えることができる。


おいおい、補助金で自給率上げたって意味ないでしょ。


エサを作るなら飼料用とうもろこしを作った方が補助金少なくて済む。

これを伸ばす方が国策に合うと思うけど。



農業にしても機械化が進み。

特に水田農業はほとんど機械で行う。


田植えを手植えするのはイベントで体験のためにやるくらいのもの。

刈取りも乾燥調製も機械です。


動かすのはほとんど石油です。


エネルギー需給率は4%とか。


日本では原油出ないので輸入するしかない。


かの、戦争は日本への石油をストップされたことが大きな原因です。


経済を発展させなければ石油を買えない。


日本国としては、石油に代わるエネルギーをどう国産化するか。

そちらの方がよっぽど重要。


省エネルギーとして、燃費の良いエンジンや節電する電気機器なども大きく貢献しています。


小生の会社では微力ながら米消費拡大に貢献したい。

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