安い海老なのに高級海老の表記にする、
成型肉を使っているのに、ひどいのは和牛と表記したり。
そこで、なるほどと合点したのでした。
そのメニューは表記は「スペック」というか「材料」というか、そういうものをウリモノのひとつとして考えていた。
自社の目先の利益中心に考えている。
顧客視点とはズレているのでしょう。
コメダ珈琲店というチェーンがあります。
広い駐車場にいつもクルマがたくさんあります。
繁盛しているなぁ~
コメダ珈琲店は店舗でコーヒーを淹れていません。
工場でドリップしたものを店舗に配送しています。
珈琲屋ですが、コーヒーがウリモノではない。
美味しいコーヒーにこだわっていたら出来ない芸当です。
ならば、なにを売っているのか?
それは、
談笑
であり、
打ち合わせの場
であり、
新聞や週刊誌を読むところ
であったり、
時間をつぶす場
であったりする。
なるほど、なるほど、合点が行きますね。
業種と業態という区分けがあります。
業種で区分けするからやり方が見えてこない。
米屋のウリモノは何か?
おむすび屋のウリモノは何か?
お客様の動機から組み立て直したら見えないものが見えてくる。
やることが見えてきたら楽しくなりますね。
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