消費者金融や事業ローンなど高金利で貸し出ししていた会社は軒並み大変なことに。
改正貸金業法
法定金利上限(?)、いわゆるグレーゾーンの金利分は請求があれば返還しなければならない。
電車内にも一時期、法律事務所の広告が多かった。
金儲け主義の弁護士は荒稼ぎした。
「借金が貯金に化ける」というおかしな現象が。
高い金利とは、高いリスクが伴う。
一定の割合で返せない、返さない客がいるわけで。
全国各地にあったいわゆる「サラ金」の店舗はどんどん閉鎖された。
ここでいよいよ総量規制の法律が施行される。
無収入の専業主婦は自分ひとりでは無担保ローン契約は出来ない。
年間収入の三分の一まで。
収入証明書を提出しなければならない。
パチンコ屋の近くにあったサラ金の無人店舗などどんどん閉鎖。
代わりに、BKのATMが入りだしているというから驚きだ。
総量規制とは貸し出し金額が激減します。
その分の消費は間違いなく減る。
これもひとつの「官製不況」と言えるだろう。
儲けすぎた新興企業、新興業界は徹底的に排除される。
上場で莫大な創業者利潤が。
ものすごい金持ちになる。
ここで人間の真価が問われるのだ。
一気にドーンと奈落の底へ。
(昨日も創業社長が資産隠しの疑いで逮捕された)
あまりにも落差が大きい。
そして、
ほとんどのサラ金会社はいつの間にかメガバンクの子会社になっている。
ある日突然、その法律(ルール)が変わってしまう。
ゲームにたとえるなら胴元があるときに突然ルールを変えてしまうということだ。
この問題も注視しておきたい。
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千葉直樹
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