おばあちゃんは生まれ故郷の鹿児島から飲料用の水をいつも取り寄せています。
その支払いをするために近くのセブンイレブンに行きました。
歩いて行くのは結構大変です。
支払いをしようとしたら「支払票」を忘れてしまったようです。
「あら、困ったわ」
お金はしっかり持って来ました。
店員はバイトの若い女性です。
「おばあちゃん、住所教えてくれれば私の休み時間に支払票取りに行くよ」
「そして、ちゃんと支払処理しておくから」
「そうかい、すまないねぇ」
住所を書いた紙とお金を店員さんに預けることにしました。
すると、あとで原付バイクに乗った店員さんが自宅に支払票を取りに来ました。
まず、
バイトの店員が顔見知りでもない客に対して行う行為だろうか?
自分の休憩時間にわざわざ取りに行って支払いを代行して行う。
おばあちゃんにしても、ほんとうにそんなことしてくれるか分からないのに「お金」を預けてきた。
そしてそれは現実に行われた。
後日、おばあちゃんはお礼にと「山形のさくらんぼ」をそのバイト店員にあげた。
これぞ「クールジャパン」ですね。
こんなことバイト店員の行動規範、マニュアルには無いだろう。
そこまでして良いのかということもあるだろう。
お金を預けるということも普通ではありえないだろう。
性善説に立っているし。
店員はなにかの見返りを期待して行ったものではないだろう。
目の前の困っているおばあちゃんをなんとかしてあげたいと思ったのだろう。
こんな実話を聞くと日本はまだまだ捨てたものではないなと。
極イイ話しでした。
そのおばあちゃんとは家内の母親です。
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