そう云って、テロの要求を飲んだことがありました。
超法規措置というもの。
同一民族の日本は法律より優先するものがある。
良い場合とそうでない場合もある。
すべての頂点に法律が君臨している?
日本も形式上はそうなっているが、実際の運用は違ったりする。
「お米は政治銘柄」
小生はそう言っています。
大東亜戦争(太平洋戦争)始まる時に作った戦時立法である食管法をおよそ53年も使っていた。
立法の時とは真逆になっているのに都合の良い部分だけ活かしていた。
その法律によって都合の良い人達の利権を守ることが優先される。
今も同じようなことが行われようとしている。
米の売れ行きというか消化が悪く余りそう。
「販売の見込みが立たないコメを買い取る」
その数35万トンになるという。
米穀機構が引き継いでいる基金は約220億円だそうだ。
およそ10万トンにしかならないという。
残りの25万トンはどこへ?
政府は備蓄用しか買い取らないとしている。
上限100万トンに張り付いている。
年度の古い米をエサにまわしたり、援助米として輸出したりしている。
政府が買い取る枠はなさそうだだが。
こういう場合どうなるか?
日本の場合は、
空気
という表現がありまして。
だから、法治国家ではないと申し上げています。
たぶん、なんとかしてしまうのではないか。
過剰米をそれだけ隔離すれば市場は反応するはずだが・・・
それでも過剰、余るという見方が強く。
26年産が極端な不作でもない限り荷余り感が強い。
小生の見方は流通がじわじわと変わっているのに対応出来ていないからだと思っている。
お米の先物市場はなかなか育たないが先行指標にはなる。
こちらのグラフをご覧ください。
東京コメ 先物市場
いつのまにか1俵1万を切り8,890円になっています。
「売り」「買い」が成立している価格です。
この秋の値決めはかなり難しいと予測出来ます。
今朝、6月17日の日経にはこんな記事が。
今秋に中・外食コメ市場
これも在庫リスクをどちらが持つかが一番難しいところ。
決済の問題も各々あるし。
秋に収穫した米を倉庫で保管するということはコストが掛かっているわけでありまして。
コトはそう簡単ではないと思う。
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