市川稔の米(マイ)情報

ブランド米続々

近年、新ブランド米誕生すごく増えました。



ゆめぴりか

つや姫

銀河のしずく

新之助

青天の霹靂

などなど・・・


売上は、

同じ面積なら「単価」を上げるか「数量」を上げるか。


作る側、提供側は誰でも「値良くたくさん売りたい」わけです。


買う側、需要側は「良いものを安く買いたい」と思っている。



ある大手通販の部長が云っていました。


「産地銘柄に関係なく一番安い米が売れる・・・」


悲しいかな、こういう現実があるわけでありまして。


販売する方は単価の高い米を売りたい。


現実は、



28(2対8)の原則があり、


価格をそんなに気にしないで買う人は2割程度。


8割はまずは価格ありき。


例に挙げた新ブランドのお米はそれぞれトップを目指している。


その小さなマーケットにそれぞれが売り込む、押し込むとどうなるか?


新ブランドが売れれば、旧ブランドが弾き飛ばされる。


絶対ブランドとして君臨した「コシヒカリ」の足元が寒くなってきました。


中でも、生産量が多く、絶対の自信を持っていた「新潟産」が苦戦している。


新ブランドは生産も誰でもというわけではなく、生産者を選別したり、作り方を徹底したり。


品質安定化に力を入れているところも多い。




マーケットが欲しがっているのは安価な米。


売上は「単価×数量」だから数量、収量を上げれば良いのだが。

そう簡単ではないことは分かっているが、コストダウンと収量アップは喫緊の課題だ。



トップブランド目指すなら、徹底した食味向上が求められる。


品種だけでうまく行くならそんな簡単なことはない。



弊社の場合は、取組先生産者と一緒にブランドを強くして行く。



これを、




共創




と呼んでいる。



競争から共創へ



ここにカギがあると思っている。




朝日新聞 ブランド米続々

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