市川稔の米(マイ)情報

巨大チェーンの危うさ

外食企業、中食企業の話し。


店舗数が多いことは良いことだった。

「だった」とは過去形。


働く人の生産性を上げ効率を高める


大量仕入れでコストを下げる


店舗や設備も標準化しコストを下げる


マニュアル重視


決められたことを決められた通り行う


食材は地球上で一番安いところから調達する


店舗での調理は極力なくす



これらを推し進めて現在の大チェーンは出来ました。


今、この大きくなり過ぎたチェーン店が苦しんでいます。


ハンバーガーのM社


牛丼のSチェーン


居酒屋のW社



小生が創刊号から購読している専門誌「FoodBiz」74号編集長の提言に次の文言が




・お客の注文でつくり、出来立てを提供。お客の個別注文にも対応。

・お客の前でつくる。調理の工程、調理スキルの存在を見せる。

・安心、安全で、鮮度の高い食材を使った商品を、決められた温度で提供。

・食事の楽しさを重視。それを生み出すために、サービスの質を高める。



食べもの屋としてあたりまえのことだが、チェーン化するにはその逆をしてきたのではないだろうか。



食べものやはあまり工業化を進めてはいけないのです。


小生の会社で展開している「おむすび屋」にしてもそうです。


工場でまとめて生産し店舗に配達して陳列して販売する方が生産性が高い。


これではコンビニと同じになってしまう。


まとめて生産して陳列して販売する方が生産性高い。


おむすび屋でもたいていはそうですね。


「きゅうさん」や弊社のFC、姉妹店はお客様の注文聞いてから作ります。


店舗によっては大きさや塩加減も対応するところもある。




食べものにおいて、できたてに勝るものはない。


温度がすごく大切なのです。


冷たいピザ

冷めたコーヒー

ぬるいみそ汁


おむすびもその場で食べるなら温かいものが食べられる。


ご飯も炊きたてのあつあつじゃダメなんです。


おむすびにして丁度良い温度があるのです。



安ければ良い


とりあえずお腹に入ればよい



どうやら、人々のニーズが変わってきていると思う。


そこそこの値段ならちゃんとしたもの食べたい。


こちらも日々勉強、日々精進して提案して行きたい。




ぷらっとテラス店のメニューボードを改善しました。


選択肢が多すぎて表現が複雑だった(ご飯を選ぶ、具を選ぶ、サラダを選ぶ、ドレッシングを選ぶ)


これを、見やすく、注文しやすく。






下の写真はiPhone6でパノラマ撮影したものです。



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