市川稔の米(マイ)情報

(続)コンビニの影響

進化し続けるコンビニ

増え続けるコンビニ

コンビニ同士の熾烈な戦い

(戦いとは結果としてそういう現象という意味。店と店が戦っているわけではなく、利用者の選択が広がっているという意。)

1店舗出来ると売上少ないチェーンでも月商1500万くらになり、セブンなら2000万超だろう。

競合するコンビニの売上はもろに影響する。

コンビニ以外の店もじわじわと影響する。


スーパーマーケットも影響する。


2月4日にも書きましたが、生鮮品の売上が落ちて、調理済み食品が伸びている。


これは、世帯構成の変化が大きい。

都市部への人口集中。

増え続ける一人世帯。

高齢者の二人暮らし、一人暮らし。

総務省が平均的な家庭と例に挙げる、子供二人と両親という普通の家庭の比率が減少しているのだ。


小生、ある商社から、コンビニでどうやれば米が売れるかというコンサルをしたことがあります。

およそ一年ほど試行錯誤しましたがコンビニでの米販売はうまくいかなかった。

15年くらい前のコンビニの客層は今とかなり違いまして。

米を自宅で炊こうという人の比率は極めて低かったのです。


日経にこういう記事が出ていました。


コンビニでコメ販売広がる


確かに各チェーンともコメの売場増やした。

当初は、高値の24年産の在庫処分だろうとみておりました。

それで、ある感触を得たのでしょうか。

コンビニで使うブレンド米(PB)を2kgとか5kgにパックして小売用としている。

450gの小分けもありますね。

ブレンド米を販売する姿勢は良いですね。

一般的には「産地」「銘柄」「年産」だけですから。


時代と共に売るモノを変え客層も変わってゆく。

そういう進化したところだけが顧客の支持を得る。


今度は都市部でミニスーパー。

一年間で100店舗出すという。

しかもFCで。

ローソンがスーパーに参入

これも時代の流れでしょうね。


イオンが「まいばすけっと」を都市部に集中展開しています。

とてつもないスピードで展開。

ようやく単年度黒字になったとか。

ミニスーパーという業態は商品管理が難しい。

生鮮品を扱うので顧客の満足度を上げるのが極めて難しい。

ミニスーパーは店内加工、調理をほとんどやらないということでないと成り立たない。

人件費出ない。

加工センターでパックされた生鮮品が店舗に届く。

発注の精度が一番大変です。

商品無ければ売れないし、余れば廃棄増えるし。

コンビニのノウハウを投入するということでしょう。


コンビニの進化にも注目したい。

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