市川稔の米(マイ)情報

減反廃止の波紋

政府や自民党が減反廃止に向けて舵を切り始めた。

そのように報道は伝えている。

日経

東京新聞

msn

NHK 石破幹事長


補助金も減額して行く。

規模要件を入れる。


農業で生活している専業農家に重点配分する。


それは賛成。

弊社の取引先はすべてそういう主業農家であるから。


ただ、なが~い間、なんだかんだと減反政策の価格維持政策に慣れてしまっているのでコスト意識が低い。


コストは自分の都合であります。


あなたがモノを買う時に、それを作った側のコストや利益率、利益額、流通させている会社の利益を考慮して買いますか?


そこまで考えて買う人はいないでしょう。


高く売りたい

ということと、

安く作る

ということは別のこと。


田植え機、コンバインは耐用時間が短い。

壊れる時間数がおおよそ分かるので面積で割り算すれば単位面積あたりの機械コストが分かる。


これを、1.5倍にする方法はないか?

メンテナンスのやり方変えて伸ばせないか?

一部の部品を耐久性高いものに変更出来ないか?

使い方工夫して耐用時間伸ばせないか?

機械を安く買う方法ないか?


農業の生産性を上げるには機械化は当然。


稲作は年一作なので土地効率が悪い。


肥料、農薬の研究。

農家は一人親方のところが多いので情報共有というものが苦手。


良いことは人に教えたがらない性質があります。


自分の情報を出すから相手の情報も手に入る。




作りのプロじゃないから細かい技術は分からない。


ただ、自立の精神が大事であること。


補助金をあてにしないこと。


売り先を持つこと。

関係を良くしておくこと。



流通の方はもっと大変です。


補助金なんてありません。


相場下落し、TPPで加工米でも入れば更に下げ加速するだろう。


相場で商売している従来のやり方ではやっていかれなくなる。

売上激減するし。


ネットを始め流通も変わった。


変わった流通に対応出来ていなければそれでもアウト。


小生の会社では、ネットでのコメ販売にシフトして約10年経過。

これが現在の屋台骨になっています。

おむすびビジネスを始めて5年が経過した。

まだまだ不十分だが、少しづつシフトしてきました。

5年前と事業構造が変わっています。


おむすびビジネス

ネット関連ビジネス

特殊マーケットビジネス

新規ビジネス



進路は船長であるトップが決めなければならない。


どういう風が吹くか?

船員の士気はどうか?

設備は十分整備されているか?

予測、仮説を立てて検証したか?



動きは止まらない。



いつやるの?


今でしょ!

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