市川稔の米(マイ)情報

戻らぬ相場

2014年(H26年)産の米相場が低迷しています。

11月28日の当ブログにも書いたが、

20万トン調整保管すると言ったが市場はあまり反応しない。

一年隔離して市場に出さないというもの。

小生思うに、

勘違いしているのではないか?


食管法時代とは違うのだ。


自分で売り先を見つける能力のある生産者


生産した米は農協に「出荷」する生産者


米を隔離して需給を操作出来ると考えるのは勘違い。


毎日新聞

e農ネット


農協が扱う米は生産量の4割にも満たない。


すでに大半の取引は決まっている。


米は一年経過したら価値(価格も)はガクンと下がる。


倉庫代を米穀機構が補てんすると言っても相場の補てんは出来ない。


市場から隔離した米を次の米穀年度に市場に出したところでなにも問題は解決しない。


そもそも、概算金を大幅に下げなければならなかった理由(ワケ)が問題なのだ。




原料問題ではなく、



製品問題、


消費減退こそが問題。





商品開発



マーケットインの発想が大事なのだ。



民間がガンバルしかないね。




官に頼ったらいけませんよ。





それにして・・・

相場暴落で米農家経営大変だというが、


米穀機構が毎月行っている調査によれば10月は無償の米がおよそ25%にもなる。


無償ということはタダでありまして、運賃も負担している・・・


これで米価がどうのというのはおかしいと思うのは小生だけでしょうか???


消費動向調査

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