市川稔の米(マイ)情報

軽減税率の問題

消費税、来年(2014年4月)から5%が8%になる。

その翌年(2015年10月)から10%になることも決まっています。

国内消費金額の10%に税金掛けるのだからたまらない。

すでに業種によっては仮需が終わっているのもあるが、大半はこれからだ。

設備投資にしても、クルマにしても、食料品にしても仮需はかなりあるだろう。

問題は増税後の需要の冷え込み。

それで政府は5兆円以上の税金を投入し景気底割れを防止させるという。

その公金で潤う地方もあるので一概に悪いとも言えないが。

なんだか複雑・・・。


軽減税率は消費税10%に導入。

対象品目は14年12月までに結論。


この「時」というのがくせものでありまして・・・

2014年10月から軽減税率を導入するという決定ではない?

公明党は、その「時」というのは、2014年10月も含むと解釈していると述べている。

その「時」がいつになるか?

はっきりせい!


実際、どの品目を軽減税率にするかしないか、それはかなり難しいことであります。


ガソリンはいわゆる「ガソリン税」がとてつもない率で掛かっていて、その税金を含んだ金額に対して消費税を掛けている。

税金に税金を掛けて国民、需要者は支払わされている。

こういう、国民を馬鹿にしたことを止めさせなければいけない。


地方は軽自動車の割合が5割を超す。

神奈川県は25%くらいかな。

全体で4割を超える水準になった。

魅力ある商品をメーカーが作っているからです。

税金も安いからです。


自動車やオートバイには保有することで掛かる税金があります。

購入時に掛かる税金(取得税、重量税)を下げるから、保有する税金を増税するという。

地方税が減ってしまうというのがその理由。


なんのことはない、減税したら、別の項目で増税しているだけじゃないか。


軽自動車の保有税を7200円から10800円にするという。(2015年4月以降の新車から適用)

古い軽は7200円で新車の軽は10800円になる。

自民の税制会長は「政治的配慮」だと説明していました。


へぇ、そういうものかねぇ~


小型車に比べて安いからと、いきなり1,5倍はないでしょ。

地方に行けば、ひとり一台が普通で、通勤や通学の送り迎えなど庶民の足となっている。

1台10800円でも3台あれば32400円。


ちなみに、軽トラは3000円が3800円と、こちらは低く抑えている。


政治とは税制を決めること、その使い道を決めることと言ってよいと思う。


自民税調が力を持つというのはそういうこと。



そういう意味で、先の選挙に大勝した自民党さん、ちょいと傲りが出てきているのではないか?


勝ったのは「敵失」で票が流れたのであり、消去法で政権担えるのは自民党しかないからそうなった。

そのことをお忘れになってきているのでは?


庶民の声をしっかり聞きなさい。



さて、軽減税率の議論はこれからだ。

2014年12月までに品目や時期を決める。


おコメ(玄米、精米したもの)は対象でしょう。

小麦粉は対象でしょうね。

焼いてある「パン」は対象ですか?

それなら「おむすび」も同じではありませんか?



パンが対象でおむすびが対象でなかったら怒るよ。


国内生産出来る重要な作物なのだから。




食料品の定義をどうるか?


焼きあがったピザ

冷凍のピザ


刺身の盛り合わせ

冷凍魚




これも国民参加でしっかり議論しましょう。




読売新聞


国税庁 食料品等に対する軽減税率の導入問題

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