想いは実現する
この中の「目的と手段」についてです。
会社経営において、利益を目的とする経営者が一般的であり普通だと思います。
なぜなら、利益なき経営は経営者失格であるという烙印をおされる現実があるからです。
とにかく結果的に利益を出さなくてはならないというのが通常でしょう。
前述したように利益を目的とすると手段を選ばずということにつながりますね。
ここに間違いが起きやすいのだと思うのです。
電話をもらった人は専務として経営者になるべく研鑽中です。
専務と社長では責任の重さがまったくと言ってよいほど違います。
ほとんどの会社は同族会社ですから、銀行借入がある場合は個人保証しています。
社長を引き継いだ場合、個人保証が新社長だけで行えるようになって一人前の社長ではないでしょうか?
名刺だけの代表取締役社長では困ります。
目的と手段ですが、悪い例を紹介しましょう。
それは、
云っていることとやっていることが大幅に違うということです。
立派な理念を並べ、立派な経営方針を持ちながら、実際にやっていることはまったく逆の場合があります。
これは悪質ですね。
ある先輩経営者から教えていただいたことです。
云っていることとやっていることの差を埋めてゆくことが肝要であると・・・
誰だって、云っていることとやっていることは差があります。
その差を埋める努力をすることと考えれば気持ちが楽になるのではないでしょうか?
云っていることとやっていること。
目的と手段。
再度整理してみる必要がありますね。
