お仕事短歌

ＮＨＫのある番組には、『介護百人一首』っていうものがあったと思うのですが…。

私も仕事柄、訪問中の出来事を詠んでみようかなぁ～
なんて思いまして。


湯加減は如何ですかと肩に湯をかければしわの頬はほころぶ

「何曜日？」「木曜日です」「何曜日？」繰り返されるベッドの上で

リハビリに足踏み百回する人の視線は選抜決勝戦に



もちろん全部実話です。
二首目なんかは、一時間ずっと何曜日か聞かれて、なかなか楽しかったです。
三首目は、今日の選抜の決勝戦が気になって仕方ない野球好きなおじいさん。
ＴＶ見ながらリハビリするから、しまいには私まで試合が気になってしまいました〟〟
一首目は入浴介助です。やっぱり何歳になってもお風呂は気持ちいいもんですよね。

以上、今日の仕事の3コマでした

新年度

ブカブカの制服に身を包まれて母より前へ駆け出す三才

年長になりて最後の一年も急がず育てと背中に願う

一日の出来事話す吾子といて疲れは知らぬ間に窓の外



保育園も、新しいお部屋、新しい担任の先生に変わりました。
三才から制服を着用するのですが、身体の小さい娘は、袖から手が見えないほどブカブカ
それでも、未熟児でハラハラしながら育ててきたことを思い返すと、こんなに大きくなってくれたことは私達夫婦にとって嬉しいかぎりです

初日から騒いで先生に叱られた息子は、今日はいい子だったらしく、いっぱい褒めてあげました

これからも楽しい話を沢山聞かせて欲しいです