モバイル短歌 ⑧ 2009-04-26 | 短歌 ・走り出す理由なくとも寝てられずずっと遠くの未来に呼ばれ (折り句・ハリネズミ) ・高級なチョコで釣り上げ八年目コンビニチョコでつなぎ止められ ・背を伸ばし清らかに咲く水仙のように越えたい厳しい冬を ・丹念に手入れをしよういつの日か翼を広げ飛ぶ日の為に ・真っ白な心のままにたんぽぽでままごとしてた日はもう遠く
モバイル短歌 ⑦ 2009-04-26 | 短歌 ・吹き抜ける風の匂いが春らしくなってきたから君に会いたい ・恋人という錯覚の中にいて哀しいキスで息継ぎをする ・何回もチョコを送るよこれからも二人の温度冷めないように ・日溜りの暖かさって知っている?君の心に似ていたんだよ ・両腕できつくしっかり抱き締めてそして優しい口付けをして
モバイル短歌 ⑥ 2009-04-26 | 短歌 ・ヤキモチを焼いたんだっていう君の言葉の意味に遅れて気付く ・笑ったり泣いたり拗ねてふくれたり全部の君を撮りためてゆく ・歩き出す決めたばかりの街の中梅の蕾は紅く膨らむ ・別れ際涙こらえてサヨナラと笑顔で告げて明日へ向かう ・好きでいて欲しいだなんて言うだけの男に未練残して悔しい
モバイル短歌 ⑤ 2009-04-26 | 短歌 ・愛しさに重しをつけて沈めたらどんどん深く地球の裏へ ・この地球(ほし)に存在するもの百年の過去へ未来へ確かな標 ・何度でも拾うよ君に届くなら好きの欠片を雨に濡れても ・またねって言葉がウソになることも確信させたエレベーター前 ・嘘だよね好きじゃないよね自問自答してる時点でもう惚れている
モバイル短歌 ④ 2009-04-26 | 短歌 ・水道をひねることから始まってひねることにて終わる一日 ・ぶるぶると携帯震わせ知らせるは夫の帰りとモバイル短歌 ・モノクロの暮らしの中に欲望が渦巻く赤い光を放ち ・一つでも多くの坂を越えたいとまだ思えてるまだ頑張れる ・永遠がほんとかどうか疑って回り道して君に到着 なんだか、ちょっと病んでるような歌ばかり。 モノクロとか欲望とか坂とか疑うとか… そんなことないのに。 ずっと元気だったのに。 我ながらびっくり