NHK短歌 11月22日

本日放送のNHK短歌。
選者：米川　千嘉子　題：「手」または自由

体調は如何（いかが）ですかと手を握る寂しさそっと吸い取るために


朝忙しかったので録画しておいて後から観ました。
順番に詠まれるのでドキドキしますね。
9番目に詠まれるまで長かったです～

米川さんの正確な読みに、うんうん、とうなづきながら聞いていました。

この歌は仕事での一場面です。
訪問看護って、週に一回しか訪問していない人も多くて、
一週間待ってて下さってる方も沢山おられます。
まず、手を取って挨拶するところから始まるんです。
一人暮らしの方だと特に寂しいので、ぎゅ～と握り返して下さることもあります。

実はその瞬間が好きだったりします

この歌が採用されたことで、仕事を続けていて良かったなぁと思いました。
子育てとの両立は大変ですが、これからも頑張ろうと思います。

そして、これからも、これから先も…
出会う患者さんとの思い出に、短歌を詠んでいけたらいいなぁ、と思います
ちなみにこの歌は、寂しがりやのツヤ子さんに捧げます


それにしても、麦太朗さん、すごいですね。
一席おめでとうございます。
何気ないことなんだけど、人間らしくていい歌だと思いました