まっすぐにいこう

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愛犬のことやジャニーズのこととか気まぐれに更新中♡

モバイル短歌 ⑥

2009-04-26 | 短歌

・ヤキモチを焼いたんだっていう君の言葉の意味に遅れて気付く

・笑ったり泣いたり拗ねてふくれたり全部の君を撮りためてゆく

・歩き出す決めたばかりの街の中梅の蕾は紅く膨らむ

・別れ際涙こらえてサヨナラと笑顔で告げて明日へ向かう

・好きでいて欲しいだなんて言うだけの男に未練残して悔しい


モバイル短歌 ⑤

2009-04-26 | 短歌

・愛しさに重しをつけて沈めたらどんどん深く地球の裏へ

・この地球(ほし)に存在するもの百年の過去へ未来へ確かな標

・何度でも拾うよ君に届くなら好きの欠片を雨に濡れても

・またねって言葉がウソになることも確信させたエレベーター前

・嘘だよね好きじゃないよね自問自答してる時点でもう惚れている


モバイル短歌 ④

2009-04-26 | 短歌

・水道をひねることから始まってひねることにて終わる一日
・ぶるぶると携帯震わせ知らせるは夫の帰りとモバイル短歌
・モノクロの暮らしの中に欲望が渦巻く赤い光を放ち
・一つでも多くの坂を越えたいとまだ思えてるまだ頑張れる
・永遠がほんとかどうか疑って回り道して君に到着


なんだか、ちょっと病んでるような歌ばかり。
モノクロとか欲望とか坂とか疑うとか…
そんなことないのに。
ずっと元気だったのに。
我ながらびっくり  



モバイル短歌 ③

2009-04-26 | 短歌

・待たされて待ちくたびれてさよならを選んだ春がまた巡り来る

・交差する瞳と指と口付けと裸の心でただ抱き合おう

・ベタだけど鴨川見ながらキスをするそんな二人になりたかったの

・負けていることは承知で負けてでも小さな背中を守っていたい

・さよならを受け入れる勇気あったなら指の震えは止まるでしょうか


四首目は、自分の今の状況ですね。
仕事より子育てを優先している自分。
独身で仕事をバリバリやってる人に、
仕事人としては負けている自分。
きっと、頑張り方によっては、子育ても仕事も
人に負けずに向き合っていけると思います。
でもあえて、仕事をセーブして子育てを優先してるんだって、
自分を正当化している言い訳がましい短歌です。

わざと負けてるって言いたいのではなく、
わざと負けるような仕事をしていることを
「我慢している自分」が、隠されているんです。

つまり自分自身に、我慢して正解と言い聞かせているわけです。

女だって、もっと働きたいんですよ~なんてね




モバイル短歌 ②

2009-04-26 | 短歌

・会えなくて我慢していたことなんて言わないけれど思いきりキス

・はにかんだ笑顔を連れて保育園インフルエンザ治りし吾子は

・苦しみを乗り越えいつかはなが咲く今は努力という名の水やり

・あんなにも怒ってゴメン後ろから抱き締めて言う小さな吾子に

・宇宙へと旅立つ君を見送って歩き始める雑草の上